幻月314 ページ33
数日後ーー。
今日は高校がお休みって事で本屋にやってきた。
色々と忙しくて本屋に立ち寄る暇さえなかったから。
『31巻から買えなかったからなぁ』
バイトしている私は少年ジャンプエリアへと向かう。
別に32巻買わなくても大体の内容は真尋から借りて頭の中入ってるし……
『41と42だけでいっか』
その二冊を手に取りレジへと向かった。
・・・
公園に立ち寄った私は早速二冊の漫画本と手に取り読む。
ちょうど虹の代理戦争をやってるところだった。
おー…確かここら辺で私は死んじゃったんだよね。
それから数十分後。
42巻を読み終えた私は空を見る。
『……
ツナん家を見上げる自分自身を見てポツリと呟く。
じゃあどうして私はここにいるの？
確か死ぬまでの間、
あちらの世界に残る事が出来るんじゃ……？
【一定期間の元の世界帰還を許しただけだよ】
その声にバっと振り返れば……
『ル、ナ…？』
ルナがいた。
……あれ？なんでルナがここにいるの？
つか今喋って……っ！？
とか思ったらルナの頭の上になんかいた。
……え、っと…？
『どちら様？』
R【初めまして桜霧渚、否クローム髑髏。
私はR・スペードって言うんだ】
ア、ルラ…？
って、R・スペードって…デイモンの！！？
R【まあそんな事はどーでもいいんだよ】
いや、よくないから。
R【話戻すけど…】
あ、スルーかい。
『先ほどのって一定期間の元の世界帰還を許しただけって話のこと？』
R【そう、貴女がいるべき世界はここではない。
あちら側の世界なの。順に追って説明するからその間は口を開かないで聞いて】
アルラさんは説明した。
任務中に深手を負いこの世界にやってきた事。
私はアルラさんの生まれ変わり。
などなど。
そういえばD・スペードが言ってた気がする。
世界中どこを探してもいなかったって。
R・スペードが異世界に行ったならどこを探しても見つからなかったという説明がつく。
R【このまま家族に会わせないまま、あちら側で過ごすのもありだと思う。でもそれじゃあ貴女の両親が悲しみから解き放たない。
だから神様は貴女に一定期間の猶予を与えた】
この世界で思い残す事がないように、と。
そう一言述べるアルラさんは優しく笑う。
R【世界は矛盾を許さない。
だから在るべき世界に戻るのは当然の事。
渚、君は遅かれ早かれあちらの世界に戻るんだ。
どんな姿であってもね】
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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天舞姫(プロフ) - 完結おめでとうございます！！雲雀さんの前で前世の男の子のことを言ってしまい、雲雀さんが嫉妬をしてからの、イチャイチャをお願いします！ (2017年3月3日 18時) (
レス) id: 1412c3226a (このIDを非表示/違反報告)
小鳥 - 続編おめでとうございます！無事にクロームを助け出すことが出来てホッとしてます！お願いですから次はクロームと雲雀さんのイチャイチャください。よろしくお願いします(｡-_-｡) (2017年1月15日 15時) (レス) id: e0518395b2 (このIDを非表示/違反報告)
夏乃(プロフ) - 待ってました！続編おめでとう御座います！今回はクロームと恭弥といちゃいちゃ豊富ですかね！？←今からたのしみでしかたありません！今回も楽しみにしてます！頑張ってください！応援してまーす！ (2017年1月13日 22時) (レス) id: 9a354b086e (このIDを非表示/違反報告)
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