幻月20 ページ20
『私は私、ツナはツナでしょ?他人と比べて自分が劣っているところがあるのは当たり前じゃん』
私には私の長所短所があるように
ツナにはツナの長所短所があるだろうに
『それに恭弥は強いと言われてるけど昔は小動物ってぐらい弱気のビビりですぐ諦めて謝ってってぐらい内向的な性格だったんだよ』
ツ「えっ……えぇーーーっ。何それ初耳」
『そりゃ知らなくて当然だ…
だって今の恭弥と昔の恭弥…似ても似つかないからね」
多分性格とか体型とか
ツ「……幼い頃のヒバリさん、見てみたいかも」
ボソッと呟くツナに
『ツナと同じぐらい可愛かったよ』と言ってやった
ツ「え、オ、オレ!?……い、いやいや!オレ可愛くなんか!!」
恭弥をウサギと例えるならツナはハムスターとか?
小ちゃくて可愛いし
ほら今だって頰を赤くしてる
『うん…やっぱ君面白いや』
ツ「……オ、オレは面白くないけどっ」
少し不機嫌そうにそっぽ向くツナに思わず笑ってしまった
『ごめん、つい』
ツ「あ、笑った」
え?
『私、いつも笑ってるよ?』
笑ってなくても笑ってるように心掛けてるんだけど…
ツ「き、昨日会った時、無理して笑った感じだったから……でもよかったぁ…渚ちゃん、ちゃんと笑えるんだね」
ふぅん…
『なんでそう思ったの?』
ツ「え?えっと…うーん…な、なんとなく…かな?」
……ボンゴレの超直感?
直感が鋭いってなんか心を見透かされてるような感じがしてちょっとやりづらい
『そう…そろそろ17時になるけど帰らなくて平気?』
ツ「か、母さんに叱られるっ!!今日はもう帰るね!!ごめん!!」
うん、別にいいけど…
ランドセルの錠前をちゃんと閉めときなy((ドサドササッ
……ほら、言わんこっちゃない
ごめんとお辞儀した時
錠前を閉めていなかったのか仕舞っていたはずの教科書やノート、筆箱がドサドサ出てきた
なんてベタな…
『…手伝うよ』
ツ「うぅ…ご、ごめん……」
案外、ドジっ娘なんだね君は
苦笑混じりに笑い拾うのを手伝ってあげた
158人がお気に入り
「リボーン」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
プリン - 面白い!!!!!更新頑張って!!! (2017年7月16日 14時) (レス) id: f72f544e96 (このIDを非表示/違反報告)
ミッキー(プロフ) - 恭弥さんカワユス(^_-)-☆ (2016年7月20日 0時) (レス) id: 6964280d8c (このIDを非表示/違反報告)
夏乃(プロフ) - 新作おめでとうございます!またコメントさせていただきましたw今回はクローム成り主ということでシャイな雲雀さんとどう関わっていくかがとても楽しみです!今回も頑張ってください! (2016年7月19日 16時) (レス) id: 6eb81fc6aa (このIDを非表示/違反報告)
恋悪魔 - すみません。途中で送っちゃってしまいました.......。続きが気になります!更新頑張ってください! (2016年7月19日 7時) (レス) id: bc2c68a4d7 (このIDを非表示/違反報告)
恋悪魔 - 面白いです!めっちゃ (2016年7月19日 7時) (レス) id: bc2c68a4d7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ