ベル「俺、やっぱ姫のこと諦められねーわ。」スク「そうかぁ。」ベル「ってことでスクアーロ、姫俺にちょーだい。」スク「ざっけんなぁ！！」 ページ7
ベルside
JOKER《ベルくんはさ、主のこと好きなの？》
……は？こいついきなり何言ってんの？
ベル「……あー、好きだけどフラれた。」
JOKER《記憶封印すれば多少君のこと
見てくれるかもね。》
ベル「………」
JOKER《それとも、フラれたからあっさり
主のことは諦めちゃった？》
そんなの決まってる
ベル「……誰に聞いてんの？俺、王子だぜ？
いくらフラれても、好きな奴は諦めねーよ。」
JOKER《僕、ベルくんを応援するよ。》
ベル「しししっ、王子に応援とかいらねーし。
応援してくれんのは、姫だけで充分だから。」
JOKER《…あっそ。》
ぽわぁ…
ベル「？……何してんの？」
JOKER《見てわかるでしょ？
昨日主が受けた攻撃で出来た傷を治してるんだよ。》
ベル「あぁ、ルッスーリアを庇ったやつか。」
JOKER《…よし、記憶を封印するよ。》
バチバチバチ…
『うっ…ぐ…！』
ベル「姫！」
JOKER《…大丈夫だよ、魘されてるだけ。
……いろいろと記憶いじるよ。》
記憶をいじる…？それってどういう
『ぁ"ぁ"っ…！』
ベル「……姫…」
Aが時々唸り声を上げる度、
俺はただ、Aの手を握ってた。
JOKER《……ふぅ…終わった。
僕は主の体に戻るよ。
ベルくん、起こしてあげて。》
ベル「わかった。」
スゥ…
JOKERは消えて姫の体の中に戻って行った。
ベル「………姫、起きて。」
ベル「姫は王子のだから、誰にもやらねーよ。」『ベルのでもないけどな。』ベル「しししっ、姫きっつーいw」→←『今日は確か雷戦だったっけな……そういえば、あっちの雷の守護者って誰だっけ？』
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作者名：音紫 架 | 作成日時：2016年8月1日 11時
