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07. ページ8

ザワザワと会場はファンの話し声でざわついている。



いつもならこの時間はファンからの熱いアンコールの声が聞こえるのだが...。









きっと話題は曲の途中で抜けた私のことだろう...。







『...ごめんみんな!!!!!!』


すぐ医務室で点滴につながれた私。






メンバーは曲が終わるとすぐに駆けつけてくれた。


濱「大丈夫かA!!」


神「よー頑張った!!あとは俺らに任しとき!!」







だけど...。




なさけない。






望「A泣くなって!!大丈夫Aの気持ちもちゃんと届けてくるで!!」


私をまっすぐに見つめてニカッと笑う。






のんちゃん、ありがとう...。


『お願い!!ファンの子に大丈夫って伝えて!!』






ジャニーズWESTのファンに。


この公演を楽しみに待っててくれたファンのみんなをがっかりさせないように。






情けない私の分までお願い!!




望「おう!!!任しとき!!」







ザワザワ

「アンコールして、大丈夫かな!?」
「Aちゃん大丈夫なんかなー!?」







ファンがざわつく会場に淳太の声が響いた。





淳「おぃおぃおぃ!!!!!それじゃー出れないなー!!!!」






キャーーーー!!!と盛り上がる会場。









アンコールの曲が始まると


キャーーーーーーー!!!!!!




という歓声は





ギャーーーーーーー!!!!!!





という雄叫びともとれる声に変わった。





望「みんなほんまにありがとーー!!!!!!」


キラッキラの笑顔で手を振る...






短いスカートに、777の赤文字が並ぶあの衣装に身を包んだ小瀧がいた。









曲が終わりメインステージに並ぶ7人



望「あのー、大丈夫やからAはちょっと疲れちゃっただけやから!!裏で休んどるから!!」


桐「いやむしろ、みんなが気になってんのは君やからね!?!?」





会場大爆笑。





望「いやーでも案外似合うもんやな!!」



桐「あははは!!!せやな!みんなもええ思い出なったやろ?!

Aは自分のせいでファンが悲しむのが嫌やねん!やから、みんな今日は楽しんでくれたかな?!」








「「「「「「「「いえーい!!!!!」」」」」」


桐「だってさ!!A!!」



上を見上げた照史君。









.........いやいや、私まだ死んでませんから!!


点滴につながれたままそばにいたスタッフと一緒に笑った。


ありがとうみんな!!

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設定タグ:ジャニーズWEST , 夢小説 , 重岡大毅   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:まる | 作成日時:2019年1月19日 21時

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