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25小節目_D ページ6

あの日から、何度も海へ行くようになった。



「また、会うからね…」



言葉だけの約束だけど、華恋が言うなら絶対だと、


信じて。


会えないのはもどかしい。


話せないのも、

声が聞こえないのも、

手を繋げないのも。



「華恋っ…!」



悔しくて大きな声が出ない。

それでも必死に、海に向かって呼んだ、叫んだ、


忘れないように。

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設定タグ:吹奏楽 , 短編 , 小説   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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作者名:かふぇもか | 作成日時:2020年12月21日 19時

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