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守るから【はじめしゃちょー】 ページ13



(A教師設定です
季節全然違うけど許してください)

「はじめくん…」

今日は卒業式。

式が終わったあと、言いたいことがあるって
はじめくんに呼び出された。

彼は私に3年間、ずっと「好き」と
言い続けてくれた。

もう、もうわかってる。
告白されるって、わかってる。

やっと私も。
本当の気持ちを伝えられる。

そう思うと、
指定された場所に向かう足が早くなる。

校門ってほんと、目立つんだけど。

「…はじめくん?」

「先生!まさか来てくれるとは…」

「約束は守るよ。
校門の前とか、ふざけてるなぁって思ったけど。」

いやぁ、ははは、ってはじめくんは
いつもの調子でふざけた。

「卒業、おめでとう。」

「ありがとうございます…。」

ふと、沈黙が流れた。

耐えきれなくなった私が、
口を開けた。

「ねぇっ、はじめく…」

するとはじめくんは遮って言った。

「先生。」

「…はいっ」

「先生のことが…、
Aさんのことが好きです。
僕と、付き合ってくれませんか?」

「……はい。よろしく、お願いします。」

ずっとずっと言いたかった。
伝えたかった。私も___

「…大好き…っ!」

「俺も…!!」

周りから冷やかされた。
はじめくんは私を抱き上げ、
くるくると回った。

「ふふっ、ちょっと、危ないよ」

「へへへ、ねえ、好き。」

「…うん、」

「これからは一方通行じゃなくていいんだ。

ずっとずっと、守るから。」

「うん、守って…。」

ずっとずっと、一緒にいて。

キスして、いっぱい。【まさい】→←給湯室の嫉妬【そらちぃ】



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作成日時:2019年3月20日 22時

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