先生―虫眼鏡 ページ4
虫眼鏡(先生)×生徒
こころ「ざわくん〜！ここ教えて！」
虫眼鏡「コラ、先生って呼びなさい」
こころ「ざわくんはざわくんだもん笑」
虫眼鏡「もう、それでどこわかんないの？」
私はざわくんこと金澤先生の事が好きだ。でも、私は生徒でざわくんは先生。結ばれない運命だ。結ばれない事を知ってるけど、一緒に毎日を過ごしてると好きが溢れてった。
虫眼鏡「こころー。ちょっと手伝って」
こころ「もう！ざわくん！うちの事こき使い過ぎでしょ！うちはざわくんの雑用係じゃない！」
虫眼鏡「えぇ、雑用係じゃないの？笑」
こころ「違うからー！」
虫眼鏡「ごめんってば笑」
こんな会話を出来るのもあと3日、3日後私はこの学校を卒業する。私は決意を固めて、3日後に思いを伝えることにした。
こころ「ざわくん〜。卒業式終わったらさ、一緒に写真撮りたいから教室来て〜」
虫眼鏡「いいよー。もう卒業か」
こころ「私、ざわくんと3年間一緒だね笑」
虫眼鏡「ほんと、1年生の時からずっとざわくん呼び治らないよね」
こころ「いいやん！2人だけの呼び名みたいな？笑」
虫眼鏡「もー。この子は本当にしょうがないんだからー」
そう言って私の髪をわしゃわしゃしてきた
こころ「あー！卒業式なのに髪の毛グチャグチャじゃんー！」
放送((卒業生は教室に戻ってください))
虫眼鏡「教室戻りなさい」
こころ「どうせ、ざわくんも同じ教室じゃん笑」
2人で仲良く教室まで戻った。それから卒業式が始まって、思い出が蘇ってきて私は最後の方泣いてしまった。ざわくんも少し涙を浮かべてるように見えた。式が終わり教室に急いで戻った
こころ「ざわくん〜(泣)」
虫眼鏡「泣くなんて、こころらしくないな〜笑、写真は？」
こころ「その前に伝えたいことがある」
虫眼鏡「急に改まってなーに？」
こころ「金澤先生。私は金澤先生の事が好きです。結ばれない運命って知ってるけど、気持ちだけ受け取ってください」
虫眼鏡「うん。気持ちは受け取ったよ」
そして、私をギュッと抱きしめてくれた。耳元で先生と生徒じゃなかったら良かったね。なんて囁いてきた。
こころ「はい！もうこの話終わり！写真撮ろ」
虫眼鏡「切り替え早いな笑」
パシャ
虫眼鏡「卒業おめでとう」
こころ「ありがとう！」
「「ざわくん。大好きでした」」
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2019.11.20
ざわくん先生。毎日が楽しくなりそう。
チョコまん
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作者名：チョコまん | 作成日時：2019年11月20日 7時
