友達以上恋人未満―としみつ ページ12
としみつ×友達
私にはとしみつ君というお友達がいる。最近毎日私の家に来る
とし「なぁ、こころ」
こころ「なに、としみつ君」
とし「俺以外の男家に上げちゃダメだよ」
こころ「私はとしみつ君以外の男の子と仲良くないから大丈夫だよ笑」
とし「それなら、いいんだけどさ」
私に男の人を近づけさせたくないみたいに聞こえて嬉しかった。
とし「そろそろ帰るわ」
こころ「うん」
とし「じゃあね」 こころ「またね」
毎日彼は私の家に来るけど恋人のようする訳もなく、世間話したり、ゲームしたり誰とでも出来るような事を毎日している。私はそんな毎日が大好きだ。
数日後
街を歩いていると、としみつ君がお店の前に立っているのが見えた。
こころ「あ、としみ…」
女の子「ごめん、待たせた?」
とし「大丈夫、行こっか」
私の知らない女の子がとしみつ君の横に並んで歩いていった。気づいたら私は泣いていた
こころ「私は男の子と遊んじゃダメなのに、彼は普通に女の子と遊ぶんだね…」
私は家に帰り、自分はとしみつ君の事が好きなことに気づいた。いつも一緒にいるのが当たり前で好きという気持ちに気づいていなかった。
こころ「今気づいても遅いのにな笑」
ピンポーン
家のチャイムがなった。きっと、としみつ君がいつも通り来たのだろう。私はチャイムを無視した。すると、LINEがきた。
とし[いるならドア開けてほしい]
とし[伝えたい事があるから会いたい]
きっと伝えたい事は彼女が出来たって事だろうそれを聞けば吹っ切れる気がして、ドアを開けた
とし「うっす」
こころ「伝えたい事って、彼女が出来たって報告でしょ?」
とし「は?俺に彼女なんていないけど」
こころ「だって、今日女の子と歩いてたじゃん!彼女なんでしょ?私には他の男を家に上げるなとか言うのに自分は彼女作って…」
とし「違う、あれはこれを一緒に選んでもらってただけだから」
こころ「え?」
とし「俺の好きな人は1年前からこころなの、一目惚れして、頑張って仲良くなって、今日思いを伝えようと思ったの」
こころ「え」
とし「俺の好きな人はこころです。付き合ってください」
こころ「お願いします…泣」
とし「これお揃いの指輪」
そこには可愛い指輪が2つ並んでいた。としみつ君はそれを私の指に通して
「「可愛すぎ」」
と言った
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2020.2.9
としみつ君呼びいいですね笑
チョコまん
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作者名:チョコまん | 作成日時:2019年11月20日 7時