負け ページ7
テレビでキラキラしてるアイドルが
こんなに上手くゲームができるなんて
和也「はい、白うさちゃんの負け、笑」
「うわー……、二宮さん上手いんですね」
和也「くふ、休みとなればずっとゲームしてるからね？」
「いいなあ、私もインドア派なんですよ」
ゲームしたり料理作ったり
そう言ったらへえって驚いたみたいで
ゲームしなさそうってよく言われるけど、お兄ちゃんの影響でものすごく好き
和也「白うさちゃん、料理作ってよ」
「今ですか？」
和也「うん、明日の夕ご飯」
きらきらわんこみたいな瞳で言ってるけど、明日の夕飯？
ん？？んん？！
「え？明日…ですか？」
和也「だってお休みなんでしょ？作ってよ」
「…はあ」
確かに泊めてもらっているし、断るわけにはいかない、けど
和也「ハンバーグ作ってよ、俺ハンバーグ作ってもらうの好きなの」
美味しいし、ってにこっと笑顔
「はい…、」
和也「ふふ、ありがと」
どうしよう、どきどきする、でもなんかわかんないけど
この人は恋しちゃダメな気がする
和也「どうかした？笑」
「えっ、…ああ、ちょっと眠いな、って」
少し鋭いんだな、二宮さん
気をつけなきゃ、
和也「なら、寝よっか」
咄嗟に嘘をついたけれど、本当に眠たくなってきて
ふああ、と欠伸をするとでかい欠伸って彼が笑った
和也「ベッドで寝ていいよ？俺、ソファーで寝る」
「え、それは、悪いです、…私ソファーで寝ます」
そしたらにやって、微笑んだ彼に少しビビる
和也「なら、一緒に寝る？笑」
「っ、！…そ、そんなの！ダメです！あ！そう！私ソファーで寝るの大好きなんですよ！」
…必死すぎて変なことを言ってしまった、後悔
なんて思ったらけらけら二宮さんは笑った
和也「そんな俺と一緒だと嫌なの？笑」
「ち…違いますけど、…ソファーで寝るのが好きなんです」
もう馬鹿じゃないの私
ただの変なヤツじゃん、まあいいやってまたもやヤケクソ
和也「嘘でしょ？笑、ふふ、でもありがと、ベッドで寝る」
そう言って二宮さんはまたにこりと笑ってリビングの戸を閉めた
そう思ったらひょっこりと顔を出しておやすみ、なんて
私もおやすみなさいって返したけれど、すごく照れくさくて
赤くなったほっぺをむぎゅ、と両手で押しつぶしてソファーに横になって寝た
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Mii(プロフ) - サラさん» 初めまして。そう言っていただけると嬉しいです (2015年8月31日 23時) (
レス) id: becef9bc4b (このIDを非表示/違反報告)
サラ(プロフ) - Miiさん、初めまして。このお話すごく好きです！優しくて意地悪な二宮さんに、きゅんきゅんします。続き楽しみにしてます♪ (2015年8月31日 17時) (レス) id: d23062f07c (このIDを非表示/違反報告)
Mii(プロフ) - 彩香さん» ありがとうございます！嬉しいです涙、これからもよろしくお願いいたします (2015年8月29日 13時) (レス) id: becef9bc4b (このIDを非表示/違反報告)
彩香(プロフ) - 今回、初めて読ませて頂きました！すっごくこのストーリー私は大好きです！更新されるのを楽しみに待ってます！ (2015年8月29日 1時) (レス) id: 794eedbd38 (このIDを非表示/違反報告)
Mii(プロフ) - こなりさん» いつも温かいコメントありがとうございます、無理せずマイペースにやっていきますので、読む方も焦らず読んでいってください笑、これからもよろしくお願いいたします！ (2015年8月27日 1時) (レス) id: becef9bc4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mii
| 作成日時：2015年8月25日 0時
