嫌じゃない ページ5
「お風呂、あがりました…お先に失礼しました…」
彼はそう、と言って私を見た
和也「…あれ、もともとすっぴんだったの？」
「あ…はい」
和也「ふぅーん、肌綺麗だね？、じゃあ俺風呂入ってくるから」
「…はあ」
お世辞なんて、言う人だったんだ
でも、元カレも言ってくれなかったことを言われて、嬉しくなってる自分がいる
30間近なのに肌綺麗って
冗談でも嬉しいかも…、
「へへ、」
和也「何1人で笑ってんの？笑」
「…っ！ちょっと、二宮さん！上…着てください！」
振り返ると下だけスウェットを履いていて上はなんも着ていない
いつの間にお風呂入ってきたんだろ
和也「顔真っ赤、笑」
別に初めてじゃないでしょ？なんて、すごい意地悪
嫌い、じゃないのは、私がそう言ったからなのかちゃんとTシャツを着始めた
こういうところがあるからだと思う、テレビを見ていてもそうだなって思ってたから
和也「そういえば、名前教えて貰ってないんだけど？」
「え？…あ、AAです、すいません、なんか色々してもらって、」
和也「ん？ふふ、いいよ、白うさちゃん」
「はい？」
和也「ん？」
白うさっていう名前じゃ、ないんですけど
って言ったら白いうさぎみたいだからってくすくす笑った
名前、教えたのに
和也「もう夜も遅いし、泊まっていく？」
「ええっ！そ、それは悪いです！タクシーかなんかで帰ります！」
なんかって何よって彼はまた笑った
たしかに夜遅いし、明日はお休みだし、別にいいけど
流石にこれはやばい、と思って断る
和也「その格好で？」
「…スウェットでも、大丈夫…です！」
和也「白うさちゃん変わってるね？笑、でも俺も恋人と別れたばっかだから寂しいのよ」
泊まっていきなよ、白うさちゃんも人肌恋しくない？ってずるいほどかわいい上目遣い
ソファーに座ってる彼に立ってる私
…ソファーに座っておけばよかった
二宮さんの言ってることも、少し当たってる、というか人肌恋しいし…
甘えちゃえ
「わかりましたっ！なんもしないでくださいよ？！」
和也「しません、笑」
でもしたら後悔させないけど？ってさっきの表情じゃない男の人の笑顔でどきっとした
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Mii(プロフ) - サラさん» 初めまして。そう言っていただけると嬉しいです (2015年8月31日 23時) (
レス) id: becef9bc4b (このIDを非表示/違反報告)
サラ(プロフ) - Miiさん、初めまして。このお話すごく好きです！優しくて意地悪な二宮さんに、きゅんきゅんします。続き楽しみにしてます♪ (2015年8月31日 17時) (レス) id: d23062f07c (このIDを非表示/違反報告)
Mii(プロフ) - 彩香さん» ありがとうございます！嬉しいです涙、これからもよろしくお願いいたします (2015年8月29日 13時) (レス) id: becef9bc4b (このIDを非表示/違反報告)
彩香(プロフ) - 今回、初めて読ませて頂きました！すっごくこのストーリー私は大好きです！更新されるのを楽しみに待ってます！ (2015年8月29日 1時) (レス) id: 794eedbd38 (このIDを非表示/違反報告)
Mii(プロフ) - こなりさん» いつも温かいコメントありがとうございます、無理せずマイペースにやっていきますので、読む方も焦らず読んでいってください笑、これからもよろしくお願いいたします！ (2015年8月27日 1時) (レス) id: becef9bc4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mii
| 作成日時：2015年8月25日 0時
