それ私のスカート！！② (ページ13)

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原「頑張った」

川「そうだよ。だって本当に告ると思わなかったし」

若「だって思ってること言えって言ったじゃんか」

堀「正解正解大正解だよ。だって告ってフッたようなもんじゃん」

東「るるるるるって言わずに告白できただけ偉いよ」

『あ、本当だ。言ってなかった』

太「何か食べる？」

若「食べない…」

今「よしよししてあげなよ。得意でしょ」

光「いや…嫌がるだろ」

紗「あの子どんな気持ちだったんだろうね？」

原「若林、恋なんて１万回ダメでも１万１回めに何かが変わるってドリカムが言ってた。ちょっとしつこいけど、さあ涙ふきな」

みんなで個々に若林くんを慰める
のぶおがしゃがんでハンカチを差し出すと
若林くんは勢いよくのぶおのカツラを取った

原「おいそれウィッグじゃねーかよ。ハンカチ前に出してんだからハンカチ取ればいいんじゃねーかな。何で…何でこれ取んだよ」

若「なんかフサフサしてる……」

原「フサフサしてるよウィッグだからな」

田「先生そろそろ留め具を新しいものに変えたらどうですか？」

鏡を見ないでカツラを付けるのは難しいらしい
反対に付けたり色々してやっとキチンと付けられた

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東「はあ…まじ勝手にいなくなるなよ」

『あれ、若林くんはいいの？』

東「のぶおと魚見てる」

若林くんに笑顔が戻ったところで
折角だし水族館を見て回ることに

正義と回りたかったけど若林くんと一緒にいたから
わたしは１人で深海魚のエリアにいた

東「前来た時もここでしゃがんでた」

『この子可愛いんだよね』

東「……そうか？」

『そうだよう。分かってないな』

東「A」

名前を呼ばれて正義の方を向くと
ちゅって小さく唇が触れる

『ちょっと外だよ…！！』

東「大きい声だすなよ……あ、」

『え、何…』

正義がわたし達の後ろを見て固まるから
振り向くとニヤついてるみんなの姿が

原「ちょっと何何？あんた達２人だとそんな感じなの？」

川「やばいやばい今のちゃんと写真撮った？」

掘「バッチリ」

紗「キャー！」

『今すぐ消してそれ！！』

今「その写真送って！」

『何に使うんだ送るな消せ！』

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