41話 本音で ページ42
「ちゅーす。お疲れー」
「お疲れちゃうわボケ。風呂長すぎや俺を巻き込みやがってからに」
部屋に入ってきた2人に頭を下げる。1人は私を見て「あ、」と声をあげた。
「スポーツドクターのAちゃんだ」
『は、初めまして…見習いですけど…』
「連絡先交換しない？あ、言ってもらえれば覚えられるから。女の子限定で」
『え？は、はぁ…』
「アホかやめーや」
「いで、」
「で、何話してたん？」と烏と呼ばれた人がチラッとこちらを見る。大阪の人かな…と考えていると雪宮くんが後ろから私の肩に手を置いた。
「少し本音で話せるように練習しようって話になって。Aちゃん2人の第一印象とか言ってみたら？」
『え“っ』
何それレベルが高すぎる。いやでもこれも練習…いい機会なのか？今の気持ちを言わないとまた後悔するかもしれない。それは嫌だ。
「じゃあまずは烏くんから」
「はぁ？何やそのくっだらないこと…アホらし」
『いや、それはすみませんホントに…えーっと…』
思ったこと感じたこと…傷つくこととか嫌味ったらしくならないように。彼のことを足先から視線をあげて頭を見る。
『…しっ、』
「し？」
『…し、身長高いですね…183�僂阿蕕い任垢�…？』
「は？」
「Aちゃん、ちょっと主旨違うかな」
泣きたい。身長とか体格とかを見るのは癖なんだよ…
「俺への第一印象身長高いて何なん？ドンピシャなのも怖いんやけど」
「んじゃ次は俺ー」
『えーっと…あー…』
乙夜くん…いやさんか。先輩だよね。体薄いなー…じゃない。第一印象第一印象…
『…顔が、』
「うんうん」
「顔が？」
『顔が…どタイプです…』
「えーホント？アがるー」
「え、告白？告白なん？コイツめっちゃチャラいで？ええんかそれでも」
「嫉妬は見苦しいぜ」
気怠げでクールな感じが凄い好きです…と小声で呟く。
こんな感じでいいのかな…と雪宮くんを見ると彼はクスクスと笑いながら「いいんじゃないかな」と言った。
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苺子(プロフ) - ぺんぺんさん» コメントありがとうございます！読んで頂き嬉しい限りです(*´꒳`*)これからもよろしくお願いします！ (2023年3月18日 23時) (
レス) id: b537714951 (このIDを非表示/違反報告)
ぺんぺん(プロフ) - 最初からとっても面白いので、ついつい熱中して呼んでしまっています･･･。これからも頑張ってください！！ (2023年3月17日 20時) (レス) @page28 id: 0923c869aa (このIDを非表示/違反報告)
苺子(プロフ) - ユイさん» コメントありがとうございます！今あなた様に出会えたことに感謝です((更新頑張ります！(*'▽'*) (2023年3月15日 22時) (レス) id: b537714951 (このIDを非表示/違反報告)
ユイ - 初コメ失礼します!もっと早く見つければ良かったです。好きです!応援してます (2023年3月14日 13時) (レス) id: 0e75ff5f17 (このIDを非表示/違反報告)
苺子(プロフ) - アレンさん» コメントありがとうございます！雪宮くんに振り回される夢主です((これからもよろしくお願いします…！ (2023年2月4日 11時) (レス) id: b537714951 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺子 | 作成日時：2022年11月29日 16時
