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『...ジミー？』
聞きなれた声に荒らげていた声を沈める
山「はい、そこです。とりあえずここで待機してま...って、沖田隊長！？」
はぁ、とため息をつきながら携帯をしまう彼
目線を携帯から私に移すと、珍しく怒った顔を私に向けた
山「...Aちゃん？」
『...すみません』
まるで先生に怒られた時のように、体を縮ませる
どうやら書き置きだけではダメだったようだ
山「...見つかってよかったけど...。なんであなたもここに？」
信「散歩してたら女の子が1人でここを歩いてたからね。心配して声をかけたんだ」
おかしい事でもないだろ？と言いたげな信さんの表情に、ジミーは私を守るかのように前に立つ
信「そんな顔を向けなくてもいい。何もしてないさ。...とりあえず、俺は帰ることにするよ」
『あ、あの...ありがとうございました！』
信「もうこんな夜遅くに1人で外にいたらだめだよ」
軽く手を挙げて去っていく信さん
真選組と見廻組が仲が悪いとはいえ、悪者のように追い出すことは申し訳なく感じた
山「...何もされてないですか？」
『されてないよ。...それより仕事は？』
心配そうに見つめるジミーに私は安心させるために笑いかける
私の問いに、ジミーは思い出したかのように私を睨んだ
山「...Aちゃんがいなくなったから探してくれと、緊急命令が出たんです。さっきまでほかの隊員も探してくれてたんですよ」
『え、うそ！？ちゃんとメモ残しといたのに！』
山「...なんで屯所に来たのか理解してください。メモひとつ残しても外にいると思ったら気が気じゃ...っうわ」
ぶわっと強い風が吹く
『っぷ、ふふふ、ははは！！』
山「...何笑ってるんですか。俺は今怒ってるんですよ！！」
いつもより長い髪は恐らくエクステかカツラか何かだろう
風によって髪の毛が彼の顔に巻きついて面白いことになっている
『これ、貸してあげるね』
自分の髪に着いているゴムをほどいて、彼に渡す
山「...ありがとうございます」
ムスッとしながら、私のゴムを使って結ぶ素直な姿に再びクスリと笑う
山「そんなに笑わなくてもいいじゃないですか！」
『ごめんごめん。だって面白くてっっっおえ』
ものすごい振動だった
思わず嘔吐いてしまうほど勢いよく背後から抱きしめられる
沖「...A...」
彼の震えた声に、ようやく自分のやらかした重さを理解した
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チョコ - eye❤️‍🔥さん» eyeさん、嬉しいコメントありがとうございます😭今週の日曜日からまた始めるつもりなので、楽しみにしてくださると嬉しいです！応援ありがとうございます🙇♀️ (1月4日 1時) (
レス) id: bfcb0a062c (このIDを非表示/違反報告)
eye❤️🔥 - チョコさん» 本当にめちゃくちゃ好きな作品なので、ゆっくりで全然構わないので続きが見たいです……！！ご迷惑でなければ、更新頑張ってください！！いつも神作品ありがとうございます！！！🙇 (12月27日 13時) (レス) @page37 id: f7f5f582e8 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ - レーニャンさん» 別の方へのコメントだったんですね！！バグが起きちゃったんですかね？？それにしても、わざわざ訂正して頂けるなんてありがとうございます！頑張ります！ (8月13日 1時) (レス) id: d5e6f8a11f (このIDを非表示/違反報告)
レーニャン(プロフ) - なぜか別作品にしたはずのコメントがここまで!?まぁ、この小説好きなので、ちゃんとしたコメントがしたかったのですが、これからも更新頑張ってください！(文脈が弁財天白竜王権現) (8月7日 9時) (レス) id: b30d9de8f4 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ - レーニャンさん» コメントありがとうございます！！ (8月6日 16時) (レス) id: c5c24f9f2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョコ | 作成日時：2023年7月16日 23時
