133話【家族と恋人のハグは違うよね】�� ページ34
なぜ、誰も止めなかったのだろうか
『...なにこれ』
沖「何って局中法度に決まってらァ。他に何に見えるんでィ」
(...こんな、ふざけたものが？)
用意された私の部屋に向かっている途中だった
襖がきちんと閉められておらず、部屋の中まで見えてしまうことはそう珍しいことでは無い
特に全員の隊員が集まるであろう大きな部屋は、自分の部屋でもないことから開けたままのことも多い
だから、いつものように通り過ぎようとした
しかし、いつもは無い大きな紙が壁に貼り付けられていることに気づいた
しかもそこには自分の名前が書いてある
『...というか、悲しいんだけど』
局中法度その1「副長と1番隊隊長以外の隊員はAと目は合わせべからず」
局中法度その2「副長と1番隊隊長以外の隊員はAと話すべからず」
他にも同じような事があと50個くらいある
ここに来た時にみんなが挨拶を無視する理由が判明した
私と話してしまえば切腹しなければならないからだ
...ジミーに、なぜ無視するのかと迫ってしまったことは今度謝っておこう
土「しょうがねぇーだろ。総悟が.......」
沖「土方さん、命日が今日になりてぇようで」
土「あ？何言って.....っておい！！！！そんなもんこんなところで出すんじゃねぇ！」
どこに隠し持っていたのか、バズーカを取りだしトシ兄に向けるそーちゃん
というか、この局中法度はどうやらそーちゃんがトシ兄にお願いしたようだ
それを承諾してしまうトシ兄もどうかと思うけど
『...やっぱり、迷惑だった？』
事件の内容を2人から聞いて、少し怖いと思っていた
その理由は原作でこの話が出てこなかったからだ
だから2人の近くにいれば安心できると思ったのだが......
『...みんなに迷惑なら帰った方が..........え、』
土「てめぇの子供くせぇ嫉妬のせいだぞ」
沖「...うるせぇ。てか言うんじゃねぇ、土方」
壁に貼り付けられていた局中法度の紙が、剣で綺麗に半分こされ畳にヒラヒラと落ちる
土「おい、そこのヤツら！局中法度の内容一旦白紙だ。また決まったら言うからそれまでは自由にしろってみんなに伝えてこい」
剣を鞘にしまいながら、近くを歩いていた隊員に声をかけるトシ兄
『...いいの？』
土「お前をこんな顔にさせんならルールなんていらねぇよ」
トシ兄はポンポンと慣れた手つきで私の頭を撫ぜる
その事が何となく暖かく感じて思わず抱きつく
『...トシ兄......すき！！』
土「........っうお！！？？」
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チョコ - eye❤️‍🔥さん» eyeさん、嬉しいコメントありがとうございます😭今週の日曜日からまた始めるつもりなので、楽しみにしてくださると嬉しいです！応援ありがとうございます🙇♀️ (1月4日 1時) (
レス) id: bfcb0a062c (このIDを非表示/違反報告)
eye❤️🔥 - チョコさん» 本当にめちゃくちゃ好きな作品なので、ゆっくりで全然構わないので続きが見たいです……！！ご迷惑でなければ、更新頑張ってください！！いつも神作品ありがとうございます！！！🙇 (12月27日 13時) (レス) @page37 id: f7f5f582e8 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ - レーニャンさん» 別の方へのコメントだったんですね！！バグが起きちゃったんですかね？？それにしても、わざわざ訂正して頂けるなんてありがとうございます！頑張ります！ (8月13日 1時) (レス) id: d5e6f8a11f (このIDを非表示/違反報告)
レーニャン(プロフ) - なぜか別作品にしたはずのコメントがここまで!?まぁ、この小説好きなので、ちゃんとしたコメントがしたかったのですが、これからも更新頑張ってください！(文脈が弁財天白竜王権現) (8月7日 9時) (レス) id: b30d9de8f4 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ - レーニャンさん» コメントありがとうございます！！ (8月6日 16時) (レス) id: c5c24f9f2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョコ | 作成日時：2023年7月16日 23時
