�� ページ23
だから、次は指輪を用意してお願いね！と、平然と言い放つ彼女の言葉にダメージを食らったのは俺だった
沖「...随分と平気そうに言うじゃねぇかィ」
『...平気なわけないよ。本当はそーちゃんと結婚できると思ってすごく嬉しかったんだから』
目を逸らし、頬を染める彼女
その言動に思わず胸が高鳴る
沖「...へぇ？」
『...何？』
やはり彼女には敵わない
彼女の言葉一つ一つで俺の気持ちもすぐに左右する
沖「そんなに結婚したかったのかィ」
『っそうだけど！！だめ！？』
彼女の頬に添えていた俺の手を払い除け、後ろをむく彼女
沖「...おい」
『...なに...って、ここ病院！』
沖「手、払い除けんじゃねぇ」
傷ついた。と彼女を抱きしめ不機嫌そうに言えば、彼女は申し訳なさそうにすぐに謝った
『ご、ごめん。でもほら、ここ病院だから離れよ？』
沖「何言ってんでィ。本当はキスしてぇところだが、Aがそう言うと思ったから抱き締めるだけで勘弁してやってんだろィ」
『な、なんかありがとう？』
まぁ、そんなの1%の言い訳だが
99%は他の野郎にAのキス顔を見られたくないから我慢しているだけだ
土「おいおい、独占欲増してんな」
沖「...げ」
『ト、ト、トシ兄っ！ってそーちゃん離れて！？』
沖「...嫌でィ」
憎たらしい声が聞こえてきたと同時に、Aは俺の胸板を押す
でもそんなの許す訳もなくさらに強く彼女を抱きしめた
『ほら、花束潰れちゃうし！』
沖「あいつのためのプレゼントなんて捨てちまえ」
『...えぇ』
俺の言葉に明らかに怪訝そうな顔をするA
土「助けに来たつもりが逆効果だったみてぇだな」
土方さんも気づいている
俺のこいつへの想いが日に日に強くなっていることに
昔だったら所構わずキスをしていたのに、今はしていない理由も
沖「当たり前でィ。てめぇが俺らの間に入る隙なんて1mmもねぇ。勘違いすんな」
見透かされてる感じがウザったらしい
そんな感情を含めながら、いつも通り"死ね、土方"と奴に向かって言い放つ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 497人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
チョコ - eye❤️‍🔥さん» eyeさん、嬉しいコメントありがとうございます😭今週の日曜日からまた始めるつもりなので、楽しみにしてくださると嬉しいです！応援ありがとうございます🙇♀️ (1月4日 1時) (
レス) id: bfcb0a062c (このIDを非表示/違反報告)
eye❤️🔥 - チョコさん» 本当にめちゃくちゃ好きな作品なので、ゆっくりで全然構わないので続きが見たいです……！！ご迷惑でなければ、更新頑張ってください！！いつも神作品ありがとうございます！！！🙇 (12月27日 13時) (レス) @page37 id: f7f5f582e8 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ - レーニャンさん» 別の方へのコメントだったんですね！！バグが起きちゃったんですかね？？それにしても、わざわざ訂正して頂けるなんてありがとうございます！頑張ります！ (8月13日 1時) (レス) id: d5e6f8a11f (このIDを非表示/違反報告)
レーニャン(プロフ) - なぜか別作品にしたはずのコメントがここまで!?まぁ、この小説好きなので、ちゃんとしたコメントがしたかったのですが、これからも更新頑張ってください！(文脈が弁財天白竜王権現) (8月7日 9時) (レス) id: b30d9de8f4 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ - レーニャンさん» コメントありがとうございます！！ (8月6日 16時) (レス) id: c5c24f9f2b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：チョコ | 作成日時：2023年7月16日 23時
