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「どうぞ」

翔「お邪魔しまーす」


彼がくるのは2度目。

でも、今回は…


翔「キッチンめっちゃ綺麗だね」

「そうかな。意外とごちゃごちゃしてるよ(笑)」

翔「よしっどっからやる?」

「え?いいよ、座ってて」

翔「一緒にやろ?」

「わかった(笑)」


男の子だし簡単なものを頼む予定でいたんだけど


翔「どう?」

「え、うますぎる…けど
目が痛い(笑)」

翔「俺も(笑)」


手際が良くて…


翔「みてみて!うまくない?(笑)」

「器用だね(笑)」

翔「後は火にかけて…まつ」

「うん(笑)」


2人でキッチンで話しながら待つことに。


「本当、ありがとね」

翔「ん?」

「翔也といると笑ってばっかりかなって」

翔「ちょっと突っ込んだこと聞いてもいい?」

「いいよ」

翔「碧海の事、どう思ってる?」

「碧海?良き理解者(笑)」

翔「…それだけ?」

「うん。良く付き合わないの?とか
聞かれるんだけど、碧海が彼氏って感じは
しないんだよね。
それは碧海も一緒だと思ってる」

翔「…そっか。…もう恋愛は?」

「それはしたいなぁって思う」

翔「じゃあさ…」


続きを待っていたらキッチンタイマーがなって


翔「わっびっくりした…
焦げて無いかな」

「大丈夫じゃない?」

翔「完璧(笑)」

「食べよっか」


お皿に盛り付けて
お茶碗いっぱいにご飯を乗せる翔也。


「よく食べるね(笑)」

翔「めっちゃ楽しみだったから(笑)」

「結果、作ってもらっちゃってるし(笑)」

翔「一緒にやったの」


せっせと運んだり飲み物準備してくれたり
多分、気を遣ってやるっていうより
自然とやってる感じ。

だけど食器棚開けたりするときは
開けても良い?とか全部聞いてくるから


「翔也って手伝いとか良くするの?」

翔「どうだろ?意外と当たり前になってるから
あんまり気にしてない(笑)」

「なるほどね」

翔「ごめん、あんまり開けたりって
嫌だよね?」

「平気(笑)」

翔「良かった」


2人で食卓を囲み、美味しいとか言いながら
ご飯を食べる。

友達との食事なのに


「何か嬉しい」

翔「ん?」

「作ったものをそんなに美味しそうに
食べてもらえて」

翔「いつもひとりで食べてるから
楽しいのもあるよ」

「うん。あっさっき何か言いかけたよね?」

翔「今は言わない(笑)」

「えー(笑)あっ、レシート!」

翔「A」


急に真面目なトーンで名前を呼ばれた。


「…どうしたの?」

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設定タグ:JO1 , 木全翔也   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:Chii。 | 作成日時:2021年10月5日 23時

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