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章「ありがとう。
でも、ごめん。
そのチョコレートは
受け取れん」
貴「えっ...」
振られるのを、覚悟していなかった訳じゃない。
だけど、いざ振られると
言葉が出なくなる。
章「俺、彼女おんねん」
知らなかった。
彼女がいるなんて。
なんで、気付かなかったんだろう。
先輩に、好きな人がいるなんて。
章「ごめんな」
辛そうに微笑んだ先輩は
そう言って、私に背を向けた。
空を見上げると
さっきの雲はどこかに流れ
綺麗な青空が広がっていた。
その青空も
なんだか滲んできて
やっと私が泣いていることに気づくことができた。
先輩に渡せなかったチョコレート。
一粒口に入れると
甘い甘い味が広がった。
(fin.)
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ちょこれーと(プロフ) - Satoshic_hinaさん» コメントありがとうございます！励みになります！！ラベンダーティー思い付きで書いたら意外と実物あったんですよ笑← こちらこそ読んでいただきありがとうございました。 (2016年3月21日 9時) (
レス) id: 9f8d266f67 (このIDを非表示/違反報告)
Satoshic_hina(プロフ) - 楽しく読ませていただきました。ラベンダーティーはめっちゃ気になりました。それぞれのメンバーが浮かんできまして、和みました。ありがとうございます。 (2016年3月14日 23時) (レス) id: caf6f5570b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょこれーと | 作成日時：2016年2月13日 20時
