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3-45 粒目 月島side ページ46

"場所わかる?"

と来た水宮の返信。




夜遅くに学校まで1人で行くなら

迎えに行こうかと思った。




学校の近くにいるなら必要ないじゃないか…。

だけど、そう思いながらも山口に

「寄るところあるから先に行ってて」

と連絡していた。




夏休みに入ってから図書室勉強もなくなった。

モヤモヤと色々考えるあまり

この前の帰り道、冷たい態度を取った。





それから水宮とは一緒に帰っていない。






結局僕は水宮と過ごす時間を求めて

彼女の近くへと向かう。





場所は前に聞いていたから分かる。

こんな田舎にある

場違いにお洒落な外観の建物

扉をゆっくり開いた。









カランッカラン…。









「いらっしゃいまー…お。来たかな。」




カウンターの中には男性が1人

カウンター数席とテーブル席がいくつかある店内。

奥にはダーツ台が2台設置されている。




そしてその台では、

水宮がダーツを投げていた。




ボードに向かって伸びた手からは

綺麗な軌道で力強く飛ぶダーツ。




投げきった水宮は、こっちを向いて

はじめて出会った時と変わらない笑顔を見せた。









貴「お疲れ」

月「ん。お疲れ」









カウンターに座ろうとする水宮は、

こっちこっちと隣の席を指差す。

貴「まだ時間あるでしょ?」

月「まぁ…。」

僕は水宮の横に腰掛けた。




店長「背高いねー。モデルみたいだなー。あ。Aがいつもお世話になってます。」

月「いえ…。」

店長「こいつ捻くれてて大変でしょー?」




月「…そうですね。すごく性格悪いなってたまに思います。」

少し間を開けて、店長さんは吹き出した。

貴「ちょっと!月島くんに言われたくありませんけど!店長!笑わない!」




店長「迷惑かけてるお詫びに好きなものどうぞ。」




笑いながら差し出されたドリンクメニュー。

どうしようと水宮を見ると

飲みなよ。と合図され、カフェオレを頼んだ。

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もも - 水無月のぞみさん» 私は好きだよ???? (3月13日 7時) (レス) id: 12bc70a190 (このIDを非表示/違反報告)
水無月のぞみ - 元々月島はあんまり好きじゃないので、この話で邪魔して来るのヤダ。もっと嫌いになりそう。 (3月13日 7時) (レス) id: ba8b16685c (このIDを非表示/違反報告)
chocola ぽんむ(プロフ) - コメントありがとうございます!誤字も多く、毎日少しずつの更新ですが、最後まで頑張ります!とーっても励みになりました。これからもよろしくお願いします。byぽんむ (2020年9月28日 3時) (レス) id: ecbc6eb541 (このIDを非表示/違反報告)
narumin(プロフ) - はじめまして、コメント失礼致します!最近こちらの小説を見つけて読ませていただいていたのですが、毎回とても続きが気になる程好きで、更新を楽しみにしています!!応援しています! (2020年9月27日 23時) (レス) id: 5a86567978 (このIDを非表示/違反報告)
chocola0810(プロフ) - ゆきうさぎ様 嬉しいコメントありがとうございます!赤葦カッコいいですよねー。でもタメ口難しくて苦戦してました…頑張ります!ありがとうございました ぽんむ (2020年9月22日 15時) (レス) id: ecbc6eb541 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぽんむ | 作成日時:2020年9月18日 6時

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