3-26 粒目 月島side ページ27
水宮から全く目が離せない。
少しでも目を話すと、
すぐに他所の部員と話しているから。
特に、梟谷の副主将、赤葦さん。
彼のエースへのセットアップ
その綺麗な軌道に水宮が見とれているのが分かる
そして彼の水宮を呼ぶ声に
特別な優しさが入っているのが分かる。
水宮が赤葦さん個人を
どう思っているかは分からない。
だけど…
僕はできる限り水宮のそばを離れなかった。
なぜって
きっと僕じゃ勝てない。
相手は強豪校の副主将で
あのエースの絶対的信頼を得るセッター。
それでも諦めきれない僕が
何気なく水宮に触れる手に
赤葦さんの視線が刺さっているのが分かった。
消灯少し前。
静かな共同スペースへ足を進める。
スペースのソファには寝転ぶ人影。
月「やっぱり…。」
「あ。お疲れ」
ダーツを上へ放り投げている水宮だ。
またここにいると思った。
月「君はなんで女子部屋でやらないのさ。」
貴「いやいや、女子との会話が楽しくなっちゃうでしょ。いーの。ソファでやるのが日課なんだから。」
僕は少し前に自販機で買っておいた
ホットココアを水宮に投げた。
月「もうすぐ消灯でしょ。それ飲んで戻ったら？」
貴「ありがとう。」
日向と影山、反省してた。
したって一緒でしょ。それで急に成績良くなるとは思えない。
じゃあ、また月島たちが教えてあげなきゃね
………。
どこの学校も上手いよね
まぁ…僕らが1番下手だろうね
自覚あるんだ
…君に言われると腹立つね
流れる穏やかな時間。
でもモヤモヤはとれず、やめとけば良いのに
どうしても聞きたくなった。
月「ねぇ、水宮は…赤葦さんと…
僕の質問に興味深そうに耳を傾ける水宮。
「お。いたいたー。」
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もも - 水無月のぞみさん» 私は好きだよ？？？？ (3月13日 7時) (
レス) id: 12bc70a190 (このIDを非表示/違反報告)
水無月のぞみ - 元々月島はあんまり好きじゃないので、この話で邪魔して来るのヤダ。もっと嫌いになりそう。 (3月13日 7時) (レス) id: ba8b16685c (このIDを非表示/違反報告)
chocola ぽんむ(プロフ) - コメントありがとうございます！誤字も多く、毎日少しずつの更新ですが、最後まで頑張ります！とーっても励みになりました。これからもよろしくお願いします。byぽんむ (2020年9月28日 3時) (レス) id: ecbc6eb541 (このIDを非表示/違反報告)
narumin(プロフ) - はじめまして、コメント失礼致します！最近こちらの小説を見つけて読ませていただいていたのですが、毎回とても続きが気になる程好きで、更新を楽しみにしています！！応援しています！ (2020年9月27日 23時) (レス) id: 5a86567978 (このIDを非表示/違反報告)
chocola0810(プロフ) - ゆきうさぎ様 嬉しいコメントありがとうございます！赤葦カッコいいですよねー。でもタメ口難しくて苦戦してました…頑張ります！ありがとうございました ぽんむ (2020年9月22日 15時) (レス) id: ecbc6eb541 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽんむ | 作成日時：2020年9月18日 6時
