11話 ページ12
帰れと言われてしまったので大人しく鬼灯様と帰ろうとしたら「むぎちゃんはここに残ってもいいんだよ」なんて囁かれたが鬼灯様にぶん殴られる。
懲りないなぁ……。
むぎ「またくるね、白澤様」
白澤「闇鬼神がいる時、はーくんって呼んでくれないよねむぎちゃん」
突っ込まれたくない事を容赦なく聞いてきた、恥ずかしいじゃないですか、やめてくださいよ。なんて言うつもりもなく「あはは」と笑って返すだけにする。
「誤魔化さないで」とはーくんにいわれたが知らぬ顔をし鬼灯様と閻魔殿へ足を運ぶ。
鬼灯「私としてはアイツを振り払って仕事へ戻るのは嬉しいのですが、むぎさんはそれで本当にいいのですか？」
むぎ「えぇ、鬼灯様と一緒に仕事できるの楽しいですし」
鬼灯「そうですか、それなら良かったです」
こちらを見つめていた鬼灯様が私が見えない角度を向く。
照れちゃったのかな？と無粋なことを考えていたら、シロくんが「俺達も楽しいよ！骨美味しいし！」とその話に乗ってくれた。
うんうん。と子供の話を聞く母親みたいに微笑みながら。
シロくん達がどんな仕事をしているかとか御局様が怖いとか先輩が優しいなど沢山のことを尻尾が引きちぎれんばかりに振りながら私と鬼灯様に喋ってくれた、可愛すぎる。
むぎ「シロくん達が頑張ってお仕事してるんですから、私達も負けないくらい頑張りましょうね！鬼灯様！」
鬼灯「むぎさんはもうかなり頑張ってらっしゃいますよ、対抗することはいい事ですがそう気を張らないでください」
むぎ「鬼灯様はいつも私の事をしっかり見ててくださいますよね、ありがとうございます」
鬼灯「見ていないと危なっかしい所がありますからね」
むぎ「えへへ、気をつけま〜す」
忙しい鬼灯様が私を気にかけてくれる。それが嬉しくて、どうしようもなく顔が緩む。そのことをシロくんに「むぎ様、嬉しそ〜」と指摘され鬼灯様に頭をグシャグシャにされてしまったが私にとっては、それさえも嬉しいできことであった。もっと撫でてくださってもいいんですよ。鬼灯様。
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夜桜 蝶(プロフ) - さん» すみません！教えて下さりありがとうございます！これで切れたと思います！ありがとうございます！ (1月31日 20時) (
レス) id: b8eee2014e (このIDを非表示/違反報告)
- オリフラ立ってます (1月31日 18時) (レス) id: bcf4f5a7ae (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 蝶(プロフ) - うたプリ大好き?さん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです！更新させて頂きました！ (12月17日 19時) (レス) id: b8eee2014e (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか？ (12月6日 9時) (レス) @page13 id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜桜蝶 | 作成日時：2023年8月2日 17時
