甘いひとときを【短編集】

〇銀時 ページ7

「銀ちゃん銀ちゃん！」

「なんだぁ？桜花」

銀時は、桜花の呼びかけにデレデレしながら答えた
「なでなでして？」

「いいぞ」

桜花の頭を優しく撫でた
すると桜花は、とても気持ちよさそうに目を細めた

「撫でられるの嬉しいのか？」

「うん！凄く」

えへへっと銀時にぎゅーっと抱きついた
銀時は、それを受け止め今度は背中を優しくポンポンっと叩いた
桜花は、ふぁぁっっとあくびをし眠そうに目をこすった

「眠いのか？寝てもいいぞ？」

「やら…ねな…い」

数秒後綺麗な寝息をたててねてしまった
桜花が寝たあとその光景をみた新八は「あんま桜花さんのこと甘やかしすぎるのも良くないですよ」と呆れため息をつき言った

「いいんだよ。これが彼氏の特権ってヤツだ…こんな可愛い寝顔を俺に見せてくれてんだ嬉しすぎだろ」

「はぁ…」

「たまにはいいだろ？」

ニヒヒっと笑い桜花の頬にキスをした。

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