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文化祭の2日目の朝が来た。
「はあ」
トーク画面を開いても
まだつかない既読の文字。
「風邪大丈夫?」
昨日の夜にそう送ってから
約12時間が経った。
那須くんからの返信はない。
携帯をしまって校門をくぐる。
それと同時に後ろから私の名前を呼ぶ声。
「よっ!」
「浮所くん、おはよう」
「那須、今日来るって?」
「それが返信来てなくて」
「んーあいつは無視したりはしないから、多分寝込んでる、相当」
浮所くんと教室まで足を進める。
教室に入ると今日の準備はすでに始まっていた。
「俺、今日も那須の分のシフト入るね!」
「ありがとう」
「心配なら、打ち上げ出なくてもいいから文化祭終わったあと那須ん家行ってきな」
「うん...ありがとう」
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作者名:ちょこころね | 作成日時:2018年12月23日 8時