検索窓
今日:18 hit、昨日:12 hit、合計:17,011 hit

19 ページ19

文化祭の2日目の朝が来た。


「はあ」


トーク画面を開いても
まだつかない既読の文字。


「風邪大丈夫?」
昨日の夜にそう送ってから
約12時間が経った。
那須くんからの返信はない。


携帯をしまって校門をくぐる。

それと同時に後ろから私の名前を呼ぶ声。


「よっ!」


「浮所くん、おはよう」


「那須、今日来るって?」


「それが返信来てなくて」


「んーあいつは無視したりはしないから、多分寝込んでる、相当」


浮所くんと教室まで足を進める。
教室に入ると今日の準備はすでに始まっていた。


「俺、今日も那須の分のシフト入るね!」


「ありがとう」


「心配なら、打ち上げ出なくてもいいから文化祭終わったあと那須ん家行ってきな」


「うん...ありがとう」

20→←18



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (34 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
144人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ちょこころね | 作成日時:2018年12月23日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。