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『もう十分、分かってるって
玲於くんは夏実さんが好きで夏実さんも旦那さんと
うまく行ってなくて無事に恋が実りそうです〜でしょ？』
玲於「まず俺の話聞けって」
『嫌だ、聞きたくないってば
本当に分かってるから。
わざわざ言われた方が傷付くよ』
玲於「お前さ、またキスされたいわけ？」
『やだ。先生の時、私に尻軽女とか言ったくせに
誰にでもキスする玲於くんはもっと最低だよ』
──ちゅっ
喋る隙がなくてムカついたのか
私の顎をクイッと上げてさっきよりも少し深めのキス
『んっ…だから…っ…やめっ…』
玲於「お前次うるさくしたら、一生口聞いてやんないから」
あまりにも真剣な顔でそんな事言うからさすがの私も喋るのをやめる
『…ごめんなさい』
玲於「…夏実ちゃんからは正式に振られた。」
『え？』
玲於「あの日は俺も夏実ちゃんも酒入ってたし
夏実ちゃんに至ってはストレスとかもあったと思う
だからお互い勢いっつーかなんつーか。」
『う、うん』
玲於「で、後日夏実ちゃんからごめんって謝罪と
玲於を好きになることはないから
Aちゃんを大事にしてやれって」
『夏実さんが？』
玲於「そう」
『てっきり夏実さんも玲於くんのこと…』
玲於「子供できたんだって」
『はい？』
玲於「だから夏実ちゃんのお腹に子供いんの！
この間言ってた」
『…いや、もう話についていけない』
玲於「だから夏実ちゃんも旦那さんと仲直りするって言ってたし
俺も夏実ちゃんと何かある事はない」
『でも、それでいいの？玲於くん、好きなんでしょ？』
玲於「だと思ったんだけど、振られた時大して傷付かなかった
…お前が冷たくなった時の方がうざかったし
涼太くんと妙に仲良くしてるのとかすげー腹立つし
なんつーか…まぁそういうこと。」
『…じゃあ、私玲於くんのこと好きなままでいいの？』
玲於「…勝手にすれば」
玲於くんから話された内容は私が予想していた内容とは違い
なんで、もっと早く話聞かなかったんだろうって後悔した
やっぱり夏実さんにキスした事にはムカつくけど
でも、例え特別な意味がないとしても
玲於くんが涼太くんにヤキモチ妬いてくれたり
私の冷たい接し方にムカついてくれたり
玲於くんが好きな私にとっては嬉しい事で…
あー、なんだか泣けてくる
→
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(名前)(プロフ) - とてもキュンキュンで時間を忘れて全部読みきっちゃいました！シュガーとソルトの続編のパスワード教えてください！ (2018年11月5日 16時) (
レス) id: ca6e553371 (このIDを非表示/違反報告)
ラブー - とってもキュンキュンです。よかったらパスワードを教えてください！ (2018年4月12日 19時) (レス) id: 7a3b17e3f0 (このIDを非表示/違反報告)
さいくぅー - 面白いです！是非パスワードを教えてください (2018年4月12日 19時) (レス) id: 7a3b17e3f0 (このIDを非表示/違反報告)
片寄蒼依♪(プロフ) - 続きが気になるのでパスワードを教えていただけるとありがたいです(><) (2018年4月10日 14時) (レス) id: feeadb622c (このIDを非表示/違反報告)
いけだ(プロフ) - 度々申し訳ございませんが、続編がとても気になります、パスワード教えていただきたいです(TT) (2018年4月9日 0時) (レス) id: 8cc250e8ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちごみるく | 作成日時：2017年4月11日 5時
