P.58 ページ8
.
連れてこられたのはこの間と同じお洒落なお店
『今日は遅くまでやってるんだね、ここ』
玲於「好きなのどうぞ」
『いや、玲於くん先に選びなよ』
玲於「お前と同じのでいい」
『じゃあカシオレになっちゃうよ？』
玲於「じゃあそれで」
『え、いいの？』
玲於「いいって言ってんの聞こえないの？」
『聞こえてます…。
すみませーん、カシオレ2つ〜』
「かしこまりました」
飲み物を頼み、気まずい空気が流れる
玲於くんと一緒にいてこんなに帰りたいだなんて思ったの初めてかも
玲於「あのさ…」
『は、はい…』
玲於「ごめん、」
『んーと、何が？
あー！この間奢ったから？
それなら大丈夫だよ！
いや、実際ちょーっと痛いけど大丈夫！』
何の事で謝ってるか分かるけど
あえて分からないフリをする。
だって、ごめんねの後、きっと夏実さんの話聞かなくちゃいけないでしょ？
聞きたくないよ夏実さんの話なんか
玲於「それもごめんだけど、そうじゃなくて」
「失礼します、カシスオレンジ2つです」
タイミングよく店員さんが飲み物を持ってきた
『おー、来た来た！
ここのカシオレ美味しいんだよね〜！』
玲於「…」
『はい、じゃあ今日も1日お疲れ様でしたー！』
玲於「お疲れ」
『うん、おいしっ！』
玲於「あのさ、この間の事なんだけど」
『あ！そういえばHiGH＆LOWの玲於くん
すごーい好きだったから久々見てみたの！
やっぱりすっごーいカッコよかったよ！』
玲於「おい」
『で、また雨宮兄弟の臣さんもすごいかっこいいんだよね〜！』
玲於「うっさい。人の話聞けって」
『でさ、岩田さんのぶっ殺されてーのかで
もうキャーって1人で騒いでたの！笑』
玲於「…ちっ」
『あー、岩田さんってどんな人なのかな
会ってお話ししてみたいな〜！』
玲於「あー、もう」
──ちゅっ
テーブル越しからの突然のキス
『…んっ…
…え、なんで…？』
玲於「こうでもしないとお前黙んないじゃん」
『…聞きたくないんだもん』
玲於「は？」
『聞きたくないよ！夏実さんの話なんて！』
玲於「いや、聞けよ。
俺にだって言いたい事は沢山あんの」
→
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1595人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
(名前)(プロフ) - とてもキュンキュンで時間を忘れて全部読みきっちゃいました！シュガーとソルトの続編のパスワード教えてください！ (2018年11月5日 16時) (
レス) id: ca6e553371 (このIDを非表示/違反報告)
ラブー - とってもキュンキュンです。よかったらパスワードを教えてください！ (2018年4月12日 19時) (レス) id: 7a3b17e3f0 (このIDを非表示/違反報告)
さいくぅー - 面白いです！是非パスワードを教えてください (2018年4月12日 19時) (レス) id: 7a3b17e3f0 (このIDを非表示/違反報告)
片寄蒼依♪(プロフ) - 続きが気になるのでパスワードを教えていただけるとありがたいです(><) (2018年4月10日 14時) (レス) id: feeadb622c (このIDを非表示/違反報告)
いけだ(プロフ) - 度々申し訳ございませんが、続編がとても気になります、パスワード教えていただきたいです(TT) (2018年4月9日 0時) (レス) id: 8cc250e8ac (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：いちごみるく | 作成日時：2017年4月11日 5時
