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○17 ページ11

颯「はい、カット!」

聡太さんの声で我に返った。
また舞香の演技に引き込まれてたみたいだ。


舞香は?倒れてない?
ちゃんと舞香は俺の隣にいた。
あ〜良かった。

颯「はい、お疲れ様。」

『お疲れ様でした。』

どっと力が抜けてきた。

颯「子供たちも自然な演技で良かったよ。さすが舞香の子供たちだ。あ、蓮もか。」

おいおい、この兄、もう既に兄妹喧嘩から立ち直ってるし。
やっぱり溺愛してんだよな。

『ぐずらなくてほんと良かったです。それだけが心配だったんで。』

颯「凜、遥香。よく頑張ったな。そうちゃんがご褒美をあげよー!」

凜「やったー!」

颯太さんを追いかけて凜と遥香は行った。
よしよし。


隣の舞香を見ると呆然としていた。
気を失った訳ではなかったけど
やっぱり放心状態になってる。

『舞香?まーいか。』

「……あっ、蓮くん。」

『大丈夫?また倒れるかと思ったよ。』

「うん、大丈夫。いつもみたいになってないよ。」

『それなら良かった。』

「何かね、初めて自然体で出来たの。」

『そうだったんだ。なんで?』

「撮影前に蓮くんが言ってくれたから。」

『俺のおかげ?』

「そう。ありがとう。」

『どういたしまして。』

優しい笑顔で微笑む舞香をそっと抱きしめた。
周りにまだスタッフさんがいるのに。

「ちょ、ちょっと蓮くん!やだってば!離して!」

『いいじゃん別に。夫婦なんだし。』

舞香はスルリと抜け出し楽屋へ行った。

ス「目黒さん、フラれちゃいましたね(笑)」

『舞香は照れ屋なんで。そこも可愛いんすよ。』

ス「…ごちそうさまです。」

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作者名:ちょ | 作成日時:2021年11月20日 18時

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