可愛すぎる彼氏〜小話編〜

ハナちゃん先生のSJ講座 ページ8

リョウタを身ごもって、つわりがおさまったころ、たまたまハナちゃんが遊びに来ているところに、オンニとマキさんがやって来た。

思えば、女子会はここが原点だったな。


「はじめまして。 Aさんと一緒に仕事していたハナです。 あ、マキさん、ご無沙汰してます。」


「あ〜〜っ！ アナタが『ぎゅ』が溺愛してるっていう、うわさのハナちゃんなのね〜〜」

オンニ、大喜び。


とうとう観念して、自分がSJペンだと認めたオンニ。

胸のつかえがとれたんだろうね？ 語る語る……そして、私なんかよりよっぽど詳しい(笑)


それでも、現役エルプであるハナちゃんにはかなわないらしく、


「えぇ〜〜〜っ！！ なになに、そうだったのぉっっっ？」

などと大いに盛り上がっている。


………盛り上がってたんだけど、オンニはなにしろドンちゃんネタしか興味がないせいか、ドンちゃんが絡んでない話は把握していなかった。


「…オンニ……偏り過ぎはダメですよっ！！ ……しょーがないですねぇ……Aさん？ アレ出して？」


『アレ』とは……みなさん、覚えておいででしょうか？ かつて、リョウちゃんとつき合っていながらまったくＳＪを知らない私のためにハナちゃんが実行した『怒涛の６時間レッスン』を……。


あの時にハナちゃんが持参したＳＪ関連の品々の数々……後日、リョウちゃんがそれ以上のモノをプレゼントしてくれたのだった。

え？ 優しいな〜〜って！？

最初は私も、そう思ったんだけどね……。 後々聞いた、プレゼントしてくれた理由。


『イェソンヒョンのＯＳＴがいちばん最初に好きになった曲ってのが、どーーーーーしても納得できないよっ！！ 全部、ホントにぜ〜〜〜〜んぶ、隅から隅までボクたち知ってから、もっかいAのいちばんを決めて？』


って、それはそれはもう、ものすごい闘志満々で言われて……(参照：『シンデレラのお姉さんＯＳＴ事件』)




その時の『リベンジグッズＢＯＸ』(命名：ハナちゃん)を出してくると、ふたたび『ハナちゃん先生のＳＪ講座』が開催されたのだった。



え？ プレゼントされたあとで、リョウちゃんになんて答えたかって？



………これはね、ホントのホントの本音なんだけどね………


『Sorry Sorry Answer』のリョウちゃんに、魂抜かれました。 ん〜〜〜、『ギャップ萌え』ってヤツだったのかな？ 今でもドキドキしちゃうしね(´艸｀*)

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