オンマとお馬… その1 ページ37
『ピンポ〜〜ン♪』
明日ようやくリョウちゃんが帰ってくるという日の午後、誰かやって来た。
モニターで確認すると、意外な人物だった。
同時に、なんだか変に緊張しちゃってる自分を感じ、若干落ち着きを失ってたらしく………
「あらあら、Aちゃんったら、お客様お待たせしちゃダメでしょ?」
母はなれた手つきでロックを解除すると、玄関へと向かっていった。
…………珍しいよね? うん、相当珍しいよ?
ただでさえ、中国圏での単独の仕事が多いから、他のメンバーと比べると会った率もイヤ、見かけた率すら格段に低い。 ましてやお話しした率なんて………ほとんど無いかも?
シウォンさんとは………あぁ、アレだ、『聖☆おにいさん』貸したときぐらいかな?ガッツリお話ししたのって……(汗)
???
なかなか来ないな? なにやら玄関が騒がしいけど。
様子を見に行くと、ガッチリとハグしあっているオンマとお馬……失礼、シウォンさんの姿が。
「………あのぉ………どうしちゃった?」
恐る恐る聞けば、
「Aちゃんっっ!!! スゴいじゃないのっっ!!! ママ、会いたかったのよぉ、『世界のイケメン第7位くん』にっっ!!!」
どうやら、SJ関連の情報はけっこうマメにチェックしてるみたいだね、『アナタ、やるじゃないのっ!!! ブラピに勝つなんてっ♪』と彼の背中をバシバシ叩きながら言っちゃってるし。
「あ、シウォンさん、ゴメンねぇ。 ウチのオンマ……激しくて(汗)」
すると、眩しいぐらいの目力溢れる笑顔で、
「ヌナ、うれしいですよ僕。 こんなに歓迎していただけるとは、光栄です。」
間違っても他のメンバーからは聞けないだろうなっていう言葉づかい。
すこぶる紳士的なシウォンさん。
「さ、7位くん、あがってあがって♪」
…………ま〜〜た変な名前つけてるし(汗)
『?』
日本語けっこう知ってるはずのシウォンさんも、さすがに『7位くん』というのが自分のコトを呼んでいるのだとは思わなかったらしく、怪訝な顔してる。
「あの…そんなにかしこまらないで? なんだか私の方が緊張しちゃうから、ね?」
すると、なんていうんでしょう? ”100万ドルの微笑み”みたいな形容詞がピッタリなカンジの笑顔で、思いっきり私を見た。
「ヌナ、そういえば、お伺いしたいコトがあったのですが……」
「だからぁ〜〜、もっとラフに話してくれていいのよ? てか、そうしてください。」
お願いしてみた(汗)
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ちひな(プロフ) - なつさん» なつさんっっっ!!!ありがとうございますっっ!!!すっかり忘れてた.....←オイ 更新怠ってたバチが当たりました.....なんとか....なんとかせねば(大汗) (2016年10月19日 0時) (レス) id: b4e814bcad (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - はじめまして。はじめましてなのに、お聞きしたいことが、、、ピンクのタマゴ2コではなかったでしょうか(・・?)ちょっと気になってしまいまして~_~; (2016年10月18日 23時) (レス) id: 46dcc8c9d7 (このIDを非表示/違反報告)
ちひな(プロフ) - ありかさ~んw怒られそうだけど……ユノちんイジリはホントにノリノリでスラスライケちゃうんですよねぇ~~Ψ( ̄∇ ̄)Ψうはっ(笑) (2014年8月23日 22時) (レス) id: ef6c460203 (このIDを非表示/違反報告)
ありか - 私もいじられユノ大好物です!めっちゃ萌えです〜(*´∇`) (2014年8月23日 21時) (レス) id: 4587e5f1e8 (このIDを非表示/違反報告)
ちひな(プロフ) - まゆまゆさん» まゆまゆさぁぁん、よかったですよぉ~~ (^-^;) そーですかそーですかwwwイジリたおしてOKですか(ソコまで言ってないって・笑) ユノヒョン、ありがと(笑) (2014年6月30日 16時) (レス) id: ef6c460203 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちひな | 作成日時:2013年11月19日 2時