可愛すぎる彼氏〜小話編〜

テミンくんのお悩み その１ ページ18

今日はめずらしく、キーくんとテミンくんが遊びにきてた。


「めずらしいね、時間空いたの？」


「うん。いっこ入ってた雑誌の撮影と取材が延期になったんだ。 だから夕方までは時間できたんだよっ！」

相変わらず、カワイイなキーくん。 ほんと、弟みたい。


「もぉさぁ〜〜、ず〜〜〜っとヌナに会いたかったのに、オニュがダメッて言うからさぁ〜〜」


「オニュくんが？ なんで？」


「ん〜〜？ ヌナはカラダを大切にしなきゃダメなんだから、ゼッタイ、とくに僕は行ったらダメだって。」


「アハッ、オニュくんらしいねぇ〜。 でも、もう落ち着いたから大丈夫だよ？」


………れ？ なんかテミンくんの元気がないように見えるのは気のせい？


「テミンくん。どしたの？ なんかあった？」


「……ん……ヌナぁ〜〜〜(泣)」


抱きついてきたテミンくんを、ヨシヨシしながらキーくんをみると、


「テミナさぁ〜〜、ちょっと悩んじゃってるんだよねぇ〜〜。 僕らメンバーがいくら言っても全然ダメで……んで、ヌナんとこ連れてきちゃった。」


なんでも、ウギョルのレギュラーが決まったらしいんだけど、それがものすごいプレッシャーになっちゃって、昨日の初めての撮影もさんざんだったんだって。


「へぇ〜〜、テミンくんもオトナの仲間入りだねぇ〜〜……仮想とはいえ”結婚”だもんねぇ〜」


「……ヌナ……ますます追いつめてどーすんのよ！ ”結婚”ってのがプレッシャーなのに……」


「ご、ごめん(汗) あれ？ でも相手はだれなの？」


「ヌナ、疎いからなぁ〜〜。 知ってる？ Ａ Ｐｉｎｋって。」


「！！知ってるもなにも！！ ＳＭ以外のガールズグループで、唯一わかるコたちだよっ！！」


「……そんな威張って言えるコトじゃないと思うけどね(笑)」


すると、それまで黙ってたテミンくんがちっちゃい声でつぶやいた。


「ヌナ、好きなの？ Ａ Ｐｉｎｋ。」


「好き好き〜♪ みてると可愛くてホッとするんだよねぇ〜〜……ホラ、わりとこれでもかってぐらいセクシーなグループが多いでしょ？ そゆのは、ちょっと苦手なんだよねぇ〜〜」


「ホントに、好き？」


「ホントだよ〜〜。 とくにあの歌の上手いウンジちゃんと、マンネなのかなぁ？ えっと、ナウンちゃん？ このふたりがお気に入りで〜〜す♪」


「ヌナ、ありがと。 なんか僕、がんばれそうな気がしてきた。」


たまには役に立てて、私もウレシイよ♪

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