可愛すぎる彼氏〜小話編〜

年末年始 ページ17

韓国を代表するアイドルグループ。

年末年始も忙しいというのは、日本の芸能界をみてても当然だろうなって、わかってた。

うん、わかってたつもりだった。


私だって韓国で暮らすようになって４年目になるし、年末にテレビもつけてたはずなんだけど………あぁ、興味なかったから歌番組は観てなかったんだった(笑)


とにかくスゴい。レコード大賞と紅白なんてもんじゃない、大きな歌番組の祭典なるものが、２９〜３１日まで毎日目白押し。
………ということは、それらすべての練習やらリハーサルやら１２月も半ばを過ぎると、寝る時間なんてないほど大変らしい。

去年の今頃って、まだリョウちゃんと出逢ってないどころか、私は存在すら知らなかったんだよね(汗)

これ読んでるみなさんも『んな、バカなっ！！』って思うでしょうが、ホントなんです……。

作者の行き当たりばったりな性格の結果とはいえ、『超猛スピード婚』なうえにリョウタもいるワケで……

まぁ、なにが言いたいのかっていうと、『彼と過ごす初めてのクリスマス〜〜も年末のカウントダウン〜〜も、ひとりっきり、いや、可愛いわが子とふたりっきりなのよ〜〜』ってコトね。

今年はＳＭとしてものスゴイ大きなイベントをやるから、年末の歌番組にＳＪは出ないんだって。

せめてテレビでいいから観たかったのに、残念！ なにしろリョウタはまだ生後１か月も経ってないからね、ライブなんて不可能だしね。


そして迎えた大晦日。

疲れた顔したリョウちゃんが、それでも笑顔で私にいう。

「終わったら、なるべく早く帰るからね。 ちょっとだけでも３人で新年祝おうね♪」

玄関で、私に抱かれたリョウタのオデコにチュッ、そして私の唇に長めのチュッ、をして出かけて行った。


「さぁ〜〜て、さみしいけどパパお仕事がんばってるから、ふたりでイイコにお留守番してようねぇ〜。」

リョウタに言ってるのか自分に言ってるんだか……。


夕方になって、新年を迎えるしたくも終えて『あ〜〜、ヒマだぁ〜〜』と思っていると、

「ピンポ〜〜ン♪」

誰か来たみたい。


「よっ♪」

「ジョンウンオッパ！」

そか、もうお休みなんだね。 私を心配して、いろいろお土産もって来てくれたみたい。

いちばん嬉しかったのが、オッパのダウンの胸元から、ちょこんとのぞいた真っ白なワンちゃん。

メロちゃんのおかげで、寂しさもちょっと休業かな。


ありがとね、オッパ。




☆☆みなさん、Happy New Year (*´∀`)♪

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