可愛すぎる彼氏〜小話編〜

ひさしぶりだな : YS ページ12

オゲンキデスカ〜〜〜ッ！！！


愛するエルプのみんな………兄さんだぞ………ひさしぶりだな。


まぁひさしぶりっていっても、俺はマメだからな、ツイを見ればわかるだろ？


今日は天気がいい。 せっかくの休み、可愛いリョウタと散歩したくて突撃訪問。



「あれぇ？ ジョンウンオッパ、どうしたの？」


「ん？ 今日あったかいだろ？ 散歩、ダメか？」


「あはっ、ちょうど今から近くの公園行こうと思ってたとこだよ？」


「おぉ〜〜、さすが以心伝心だな。 リョウタやぁ〜〜、今日はジョンウンアッパも一緒だぞぉぉ？」


「え？ でも……」


「ん？ ダメなのか？」


「じゃなくて……そんな目立つカッコでだいじょぶなの？」


「いや、コレはさほど派手ではないぞ？ だいじょぶだ。」


Aは心配しすぎだ。 リョウギと結婚して、リョウタだって生まれて、以前ほどマスコミとか気にしなくていいはずなのに。


だいいち、俺らメンバーの『リョウタ溺愛っぷり』はエルプの間じゃ有名だ。 一緒にいたら、喜ばれこそすれ、批判されることなど皆無だ。


この間も、シウォナがAの買い物につきあったとき、紙おむつを両手に２コづつ持った画像をアップされて、大騒ぎだった。 大騒ぎったって、いい意味で、だ。


『シウォンと紙おむつ……萌える』だの、『リョウクの子育て、みんなでサポート……ホント仲イイね』とか、とにかく好感度がハンパなくアップするんだよな。


だから、大丈夫だ。



公園までの道のり、リョウタをベビーカーから抱き上げしっかりと胸に抱いて歩いた。


俺が小さく歌うメロディーを、リョウタがじっと見ながら聴いている。



「ん？ リョウタはホンモノ志向だな。 おまえのアッパとジョンウンアッパと、どっちの歌が好みだ？」


俺の顔見てニカッっと笑ったリョウタを都合よく解釈した俺は、少し高く抱き上げると、そのやわらかいほっぺたにポッポした。



その３０分後。


海外にいるはずのリョウギが、怒って電話をかけてきた。



「ヒョンっ！！ そんな趣味の悪いカッコでリョウタにポッポしないでよっ！！」


？？なんだ？？



「あ〜〜、みんなお仕事早いねぇ〜〜」


となりでAが感心したように電話を見つめてる。



エルプがアップした『今日のアッパは派手でちゅねぇ〜〜〜』というタイトルで、俺がまさにポッポした瞬間を撮った画像が世界を駆け巡ったらしい。




それにしても、リョウギ……失礼だぞ。

進化中。→←リョウタぁ………（汗）

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