太宰辛い ページ9
それからと言うもの、
話に付き合わされ始めて約二時間。
しんど。
そう思った時、
マスター「ロキ君、定時ですから。」
『あ、本当だ。じゃ、お先にあがらせてもらいます。』
と言っても着替えは異能で。
だけど太宰にバレると色々厄介だから一応奥の部屋にGO
・・・数分後・・・
『んじゃ、マスターお先。』
マスター「今日は飲んで行かないんですか?」
『うーん・・・(エリスがなぁ)・・・彼奴にゃ悪いが、飲んでくか。』
一番端のスツールに座る。
もう話に付き合いたくはないので音楽を聞きながら現実逃避をする。
音楽の後ろで会話が聞こえる。
______
太「にしても気になるねぇ・・・ロキ」
安「確かに興味深いです。」
織「マスター、彼は一体どう言う経緯でこの店に?」
マスター「ロキ君本人に聞いて見てはいかがでしょうか?」
織「確かにそうだな。」
_________
((トントン
肩を叩かれ、顔を上げた。
振り向くと其処には太宰が居た。
※此処で何故異能が解けないかと思った人も居るかも知れないが、
太宰の異能で変装が解けると言う現実そのものを喰った、と言うことにして欲しい。
安心してください、作者のド忘れであります。
太「ねぇねぇロキ君、こっちに来給えよ!四人で楽しく話s『ヤダ』・・・へ?」
『聞こえなかった?もう一度云うよヤダ。』
当時の太宰は16歳にしてポートマフィア五大幹部最有力候補だった。
普通なら逆らうことはしないのだが、こっちは「幹部」だから。
太「えーっと、それって私の地位を知った上で言ってる?」
『勿論だ。現・ポートマフィア上級構成員。五大幹部最有力候補、太宰治。』
その場の全員が凍り付いた。
たかが11歳(見た目15)の青年が、相手の地位を知った上で
無礼な行動を取って居る。
ありえない光景だ。
太「・・・ふふふ・・・くくくっ、アハハハハ!!良いよ!やっぱり君面白い!
君、職業は?」
『答えるとでも?』
太「・・・答えてよ。ねぇ?」
太宰の真っ黒な瞳が僕を見る、が
僕の前髪が長いせいか、精々目の位置を探るだけで一苦労の様だ。
『答えない。』
太「・・・ちぇ。じゃあ異能力は。」
『黙秘権。』
太「じゃあせめて顔だけでも!」
『・・・いい。(嘘)』
やったー!!と騒いだ太宰を渾身の一撃で殴ったのはまた別の話。
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枯百花無常白谷奇譚(ルイネ)(プロフ) - リュカさん» 逝ってらっしゃい (2018年8月18日 12時) (レス) id: effc5cebea (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - 枯百花無常白谷奇譚(ルイネ)さん» また時間ができたら見てきます! (2018年8月18日 12時) (レス) id: 7e46b4dcb5 (このIDを非表示/違反報告)
枯百花無常白谷奇譚(ルイネ)(プロフ) - リュカさん» 描いた、とりま設定だけだけど (2018年8月18日 11時) (レス) id: effc5cebea (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - 枯百花無常白谷奇譚(ルイネ)さん» ワクワク (2018年8月18日 11時) (レス) id: 7e46b4dcb5 (このIDを非表示/違反報告)
枯百花無常白谷奇譚(ルイネ)(プロフ) - リュカさん» 頑張ってます (2018年8月18日 10時) (レス) id: effc5cebea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:chizome | 作成日時:2018年4月29日 17時