悪食マフィアの気持ち、知ってます？（Part すりーだお） (ページ2)

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その日・・・中原中也はある部屋に呼び出された。

しかも首領からだ。

重い足取りで扉の前に辿り着く。

帽子を取ってノックをする。

「中原です、這入ります。」

・・・返事がない

そっと扉を開ける。

しかし、そこにあるのは闇だけ。

すると突然腕を掴まれ、中に引きずり込まれた。

「ウオッ？！っ、手前、離しやがれ！」

部屋の中に、数人の気配を感じた。

どういうことだぁ？！

次の瞬間、部屋の電気が一気についた。

「？！」

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「「「「「「誕生日おめでとう／ございます！！！中原幹部／中原君／中也！！！」」」」」」

「・・・は」

そこには、ポートマフィアの皆が居た。

それどころか探偵社の奴もいねぇか？！？！

『お誕生日おめでとう、中也！！』

楓が前に進み出ていう。

「だからって・・・ンで探偵社までいるんだよ？？！！！」

『ああ、中也の誕生会と言う名の飲み会だから。たまにゃこんなのも良いじゃん？』

「なんでそれができるんだよ。」

『え、飲み仲間だから。な？』

福「其の通りだ。」

こいつの人脈って・・・

『さぁ飲もう！！おかわりならいくらでもあるぜ！！』

上級構成員(梶井辺り)が一番盛り上がる。

＿＿＿＿＿数分後＿＿＿＿＿

完璧に打ち解けた。中兄はやはり潰れた

今は膝枕で寝てる

太「楓ちゃん、蛞蝓に膝枕してあげて何が楽しいの？」

『べっつに～。口挟むな唐変木。』

楓もまた酔って居た。

与「大胆だねぇ。」

梶「楓ってさ、中原さんにだけは甘いよな。」

『そう？普通だと思うけど。』

煙草に火をつける。

敦「え？！楓さんって、未成年・・・ですよね？」

『現世はな。僕の実年齢は４９。』

「「「「「「は？！」」」」」」

『前に２０と１２で死んだからな。』

探偵社の皆が戸惑う中、森さんと母さんだけは「あ」と言う表情をして居た。

解散！

皆が帰り、部屋には僕と中兄しかいない。

『あ、苺残ってる。中也、いる？』

「ああ。」

『じゃあ食べる。』

「は？！」

中也を無視して食べる。

うん。甘い。

其の時腕をぐいと引っ張られ、引き寄せられた。

口に何かが入り込む感覚がしたと思えば、苺が消えた。

『え？中也、今…』

「今日はありがとな、楓。」

顔が真っ赤になる

だって口移し食らった。

中兄は翌日土下座した。