検索窓
今日:9 hit、昨日:17 hit、合計:22,981 hit

6 ページ6

今日も物理がある


私はいつもどうり屋上に行く予定だったのだが……



「お、Aさん、最近授業出ていないから心配したんですよ
その様子なら今日は出られそうですね」




物理の先生に出会ってしまった

もう逃げす訳には行かない



行くしかないのか、と、覚悟を決める


ちゃんと言おう、そして今日で終わらそう



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


そして物理の授業になった


授業中は特に変わったことは無かった


そして、授業が終わり、あやとかりんと帰ろうとした時



「あ、(苗字 )さんちょっといいかな?」



『……はい』

『あや、かりんちょっと先に行ってて』



あ「わかった」

か「頑張ってね」


あやとかりんに心配はかけたくなかったから、相談もしなかった



『うん』








そして連れていかれたのは物理の準備室




「ここにあるものをあの棚に綺麗に並べておいてくれるかな?」


『はい』


「最近どうだ?」


『いい感じです』



コト、と棚に並べている間


先生はいやらしい手つきで胸や腰を触ってくる




『……あの!』



「どうした?」



『セクハラやめてください、教育委員会に訴えますよ』



声は震えていて、時々裏返っている



「ほぉ、Aも言うようになったな
そんな反抗的な口も開けないようにしてやろうか」



ドンッ




私は先生に机に押し倒される私のネクタイを外す音から

これから何が始まるのかが鮮明にわかった





『やめてください!』


手で胸板を押して出ようとするが

ピクリとも動かない



こわい、という感情が私の中を埋めつくしていた


助けて……

なんとなく葛葉くんのことが思い浮かんだ



バンッとドアが開く





「何してるんすか、通報しますよ」



そこに居たのは葛葉くんだった

7→←5



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (70 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
342人がお気に入り
設定タグ:2j3j , kzh , 学パロ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:しろあん | 作成日時:2023年1月28日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。