ep.134 ページ37
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クリスマス休暇が終わると同時に、Aたちはホグワーツに帰ることになった。
また何もかもを制限される窮屈な日々に戻る とフレッドとジョージは少し憂鬱そうだった。
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「ハイ、ルーナ……クリスマスはどうだった？」
「良かったよ、父さんと一緒にしわしわ角スノーカックを探しに旅行したんだ」
「「しわしわ……しわしわ、角？」」
明らかに笑いを堪えきれていないフレッドとジョージを軽く肘で小突き、Aはルーナの足元に目を向けた。
「あなたどうして裸足なの？靴は？」
「ナーグルに隠されちゃった、ぜんぶ」
Aは思いきり顔を顰め、杖を振って自分の部屋から最近は使っていないふわふわのブーツを呼び寄せた。
「私も1年生の時はよく靴がなくなったわ。でもそういうものってすぐ出てくるものよ、少し意外なところからね」
ブーツは小柄なルーナには少しぶかぶかだったが、彼女は幸せそうな笑顔でAの手を取った。
「母さんと同じこと言ってる」
「なあ、しわしわ角のうんたらかんたらって」
「うるさいわね、私だって知らないわよ」
「そのしわしわ角は潰して飲んだりしたらしわしわになるのかな」
談話室に入ったあとも左右から話しかけてくる二人にうんざりして、Aは女子寮の階段を駆け上がった。
「うちの子猫ちゃんは随分丸くなったと思わないか？」
「随分どころか、とってもかなり非常にだな」
フレッドとジョージはそっくりな顔でにやりと笑った。
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「おはよう子猫ちゃん」
大広間で食事を取っているとひょい といつもの顔が上から現れ、Aはトーストを咀嚼しながら顔を顰めた。
「あなたの子猫じゃないわ」
「じゃあ誰の？」
Aはにやにやと笑うジョージを睨みつけた。
そのまま何も言わずに席を離れようとすると、手首を掴まれて引き戻された。
「今年のホグズミードはいつか知ってるか？」
「2月14日」
「そう、バレンタインデーだ」
それが何？と言いたげな目線にジョージは音が鳴りそうなウィンクを返す。
「一度もバレンタインを祝ったことのない冷めきった子猫ちゃんに提案をしに来たんだ」
「遠回りは嫌いよ、結論から言って。」
ジョージはさらに笑って深く頷き、ピンクのカードを差し出した。
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短いですがスタジオツアーの話がしたくて……！
ネタバレになるので詳しくは書きませんが、思ったよりフレッドくんに会えて大満足でした♡
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マニ。(プロフ) - ちとせさん» ✉️。こんにちは！とても面白いです！もしよろしければ一緒にボードで会話したいのですが嫌じゃなければ💦、これからも更新応援します💝 (2月8日 12時) (
レス) id: b32654e3a5 (このIDを非表示/違反報告)
ちとせ(プロフ) - くろみさん» ただいまです〜♡お互いもうすぐスタジオツアーでしょうか！？全力で楽しみましょうね〜〜🪄︎︎✨ (10月30日 23時) (レス) id: eeb6bd2221 (このIDを非表示/違反報告)
ちとせ(プロフ) - お返事遅くなりすみません(>_<)長い間お待たせしました！完結まで見守っていただけたら嬉しいです♡ (10月30日 23時) (レス) id: eeb6bd2221 (このIDを非表示/違反報告)
ちとせ(プロフ) - ダリアさん» ありがとうございます、励みになりました！どうぞ完結までお付き合いください♡お返事遅くなりすみませんでした(>_<)💦 (10月30日 23時) (レス) @page8 id: eeb6bd2221 (このIDを非表示/違反報告)
くろみ(プロフ) - おかえりなさい♡私も再来月スタジオ行くので双子モチベ上がってます✊💞ゆっくりで良いので更新楽しみにしてます🥲 (9月22日 23時) (レス) id: ad8712394d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちとせ | 作成日時：2023年2月20日 15時
