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ひとつになりたい… ページ8

『はぁ…ヤバ…
止まらなくなりそう…』

紫耀くんの言葉に
これ以上ないくらい
身体中が熱くなった…

星明かりの下で
彼の熱く潤んだ瞳が
私を捉えて離さない…

『紫耀くん…』

胸に触れてた手は
スルリと服の下に
滑り込んで
背中のホックを外した…

そして
もう片方の手も
素肌に優しく
触れていく…

『ヤバ…』

『んっ…
紫耀 くん…待って…』

どうしよう
誰もいないけど…
恥ずかしすぎるよ

彼は背中に回した手で
私を強く抱きしめると

『オレは このままAと
ひとつに なりたい…』

耳元で囁く声は
苦しげに熱く掠れてる

息をすることも
できないくらい
激しく打ち付ける鼓動に
めまいを感じながら…

私は抵抗するのを
やめて彼を抱きしめた…

『紫耀くん…』

『A…好きだ』

私の名前を呼ぶ
彼の声は更に掠れて

首筋に顔を埋めて
熱い息を吐いた…

胸に触れてた手は
脇腹を撫でながら
下っていく…

『んんっ』

紫耀くん
くすぐったい よ…

今にも降ってきそうな
星空の下

丘の上は少し
風が強くなってきて

『クシュン』

私は思わず
くしゃみをして
しまった…

『A…寒い のか?』

彼はハッとして
手を止めると
心配そうに私を見つめる

8月なのに山の
夜風は少し冷たくて

熱った身体には
心地よかったけど
だんだん強くなる風に

『やっぱり
ペンション戻ろう…
ごめんな…』

紫耀くんは 私を
優しく抱き起こすと
自分のシャツを
着せかけてくれて…

『大丈夫か?』

私が寒くないように
肩をぎゅっと
抱きしめながら
ふたりで
ペンションに
戻っていった…

もっともっと欲しくなる→←満天の星の下



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設定タグ:平野紫耀 , 岸優太 , kingprince   
作品ジャンル:恋愛
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陽菜(プロフ) - #えぶさん» ありがとうございます!すごく嬉しいです!大好きなふたりなのでこれからも大切に書いていきたいと思っています^_^頑張ります! (2019年2月11日 13時) (レス) id: 426f08eaf3 (このIDを非表示/違反報告)
#えぶ(プロフ) - うみちゃんと岸君の絡みが最高すぎます!!!  これからも頑張ってください( ´ ▽ ` )ノ (2019年2月11日 12時) (レス) id: d5b15df9f3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:陽菜 | 作成日時:2019年2月3日 10時

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