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「ほほほ…皆、見事にやられておるな」
昼食時にダンブルドア先生の言葉に生徒の肩が下がる
ミアや他の女生徒もいろんな所に悪戯を受けているので僕の周りは静かだった
「どれ、やらてばかりではいかんのぉ…今回ハロウィンの使者の悪戯を辞めさせた寮には点数を付けようかの」
ダンブルドア先生の言葉に生徒は顔を上げる
「今夜のハロウィンパーティーの終わりまでに解決した寮には30点加点じゃ」
その言葉に生徒達は目を輝かせ所々では作戦会議が行われている
「先を越されるかもしれないねぇ」
「僕が他の生徒にそんなことされるとでも思ってる？」
「いや、彼女の事になると君は負けたくないし負けないだろうね」
「あぁ、その通りだよ」
僕は周りを見渡し大広間から出た生徒を見つけて立ち上がる
「行動開始か？」
「あぁ、負けられないからね」
僕は目当ての生徒を追って大広間を出た
彼女を追うとそこにはまた見慣れない生徒
制服はパッフルパフ
「貴女のお陰でトムに話しかけられたわ！リボンもつけてくれているの！」
『それは良かったね』
「いつもトムの近くに居る人達も居なくて…本当にハロウィンの使者には感謝しなくっちゃ」
『ははは…感謝されて使者も驚いてるよ』
「これからも頑張るわ！まずはハロウィンパーティーに誘わなくっちゃ」
『ならしっかり可愛くしないとね…途中の悪戯には気を付けて』
「えぇ！ありがとう」
笑顔で彼女を見送った生徒は顔を上げ僕を見て微笑む
「こんにちわ」
「……」
…キャー
「あーあ、だから気を付けてって言ったのに」
「A」
『あれ？バレた？』
パッフルパフの制服を着ている彼女は首を傾げる
『今回は難しいとい思ったんだけど…』
「僕がAを見つけられない筈ないでしょ」
『ははは…リドルからは逃げられないな』
「逃げるなんて考えないでいいよ」
『ははは…でも今回はすぐに捕まる訳にはいけないなぁ』
「ダンブルドア先生が魔女狩りを始めたよ」
『望むところだね』
Aは僕に歩み寄って耳元に唇を寄せる
『捕まえてごらん…リドル』
その声に僕の背中にゾクゾクとした感覚が走るがすぐにAの腕を掴もうと手を伸ばす
『ダメだよ』
その言葉と同時に僕の髪のリボンが解け僕の両手を縛る
その動きはまるで蛇だ
『簡単に人から貰ったものを身に付けるものではないよ…じゃぁね、リドル。楽しもう』
にっこりと笑い僕から離れて行くA
「…A、君を捕まえるのは僕だ」
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マリアンヌ(プロフ) - はじめまして。主人公の性格がすごく好きで、小さなリドルがとても可愛いです！原作の彼にも、こんな風に受け入れてくれる誰かがいれば･･･とふと考えてうるっときちゃいます。これからも更新、楽しみにしています。 (3月30日 15時) (
レス) id: 1f5a49a19a (このIDを非表示/違反報告)
ヴォルデモート狂 - めちゃくちゃ好きです…！リドルの性格を残したまま夢主にずぶずぶはまって、今のところ振り向いてもらえないところまで！続き待ってます…！ (2月22日 16時) (レス) id: b51b55022c (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - リドルの夢小説なかなかないので嬉しいです！！！！！！あと！！！夢主がトムと同じ学生じゃないのも！！！！！すき！ (9月4日 20時) (レス) @page2 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
ｍ(プロフ) - コメント失礼します。続編、おめでとうございます。いつも、楽しくて面白い小説を書いていただき、本当にありがとうございます。そして、更新お疲れ様です。これからも、作者様のペースで楽しく小説活動を続けて行ってくださると、とても嬉しいです。 (8月31日 23時) (レス) @page1 id: 87bc4141db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅澪 | 作成日時：2023年8月31日 1時
