紹介 ページ11
ホグワーツ大広間
各寮が夕食を摂る中いつもとは違う騒がしさに包まれていた
きっかけは…
「ダンブルドア先生の隣にいるの誰だ？」
「新しい先生？」
「こんな時期に？」
ざわざわと騒ぐ生徒を他所にその異様な風貌の人物は静かに食事を続けていた
パンッ！パンッ！
ダンブルドア先生の手を叩く音に生徒が静まる
「皆、気になっているだろう」
校長の言葉に生徒の注目がその人物に向けられる
「この方は魔法省より来られた。昨今の闇の魔法使いの動向を鑑みて明日よりホグワーツ内を見学される」
校長が言い終わるとその人物は立ち上がり胸に手を当て少し頭を下げる
その風貌は真っ黒なフード付きのローブを深く被り顔には目元だけの仮面をつけている
「職務上、顔と名前は伏せることになっておる。生徒達との接触はほとんどないがしばしこの城で見かけることになるだろう」
「皆は気にせず授業に集中しなさい」
校長の後にダンブルドア先生が続けたが、それが気に食わなかったのか校長がダンブルドア先生を睨みつけたのはある程度の生徒が気がついただろうが僕はその人物の口角が上がったのを見ていた
「リドル？」
「……最悪だ」
「何？顔色悪いけど」
「はぁ…」
「リドル？」
「うるさいよ、ノット」
「えー」
話が終わった大広間はいつの間にか元の騒がしさに戻っていた
「こんばんわ」
『……』
「少しお時間よろしいでしょうか？」
『コクン…』
僕は真っ黒なフードの人物を後に引き連れ空き教室に入る
杖を振り防音呪文をかけるとその人物は周りを見渡しまた口角を上げる
「はぁ…」
『ふふふ…』
「笑ってる場合じゃないよ…A」
『いやぁ、あまりにも気付くのが早いと思ってね』
「僕がAを分からないとでも？」
『まぁ確かにリドルはこの姿の私とよく買い物にも出ていたし予想はしていたよ』
「…それだけじゃない」
『ん？』
黒い人物もといAはフードと仮面を取りいつもと同じ笑顔を向け杖を取り出し横に軽く振った
『無言呪文の発動は素晴らしいけど効果が弱いな』
「……」
僕は完璧に掛け直された防音呪文に少し肩が落ちたが
『でも…無言呪文は6年生から始めるものを4年生で使用するとは…リドルは優秀だ』
いつの間にか目の前に居たAの両手が僕の頬を包み笑いかける
『授業も一番らしいじゃないか、鼻が高いものだ』
「…はぁ…A」
僕はその両手を掴みAを見下ろす
「A、説明」
『ふふふ…はいはい』
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マリアンヌ(プロフ) - はじめまして。主人公の性格がすごく好きで、小さなリドルがとても可愛いです！原作の彼にも、こんな風に受け入れてくれる誰かがいれば･･･とふと考えてうるっときちゃいます。これからも更新、楽しみにしています。 (3月30日 15時) (
レス) id: 1f5a49a19a (このIDを非表示/違反報告)
ヴォルデモート狂 - めちゃくちゃ好きです…！リドルの性格を残したまま夢主にずぶずぶはまって、今のところ振り向いてもらえないところまで！続き待ってます…！ (2月22日 16時) (レス) id: b51b55022c (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - リドルの夢小説なかなかないので嬉しいです！！！！！！あと！！！夢主がトムと同じ学生じゃないのも！！！！！すき！ (9月4日 20時) (レス) @page2 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
ｍ(プロフ) - コメント失礼します。続編、おめでとうございます。いつも、楽しくて面白い小説を書いていただき、本当にありがとうございます。そして、更新お疲れ様です。これからも、作者様のペースで楽しく小説活動を続けて行ってくださると、とても嬉しいです。 (8月31日 23時) (レス) @page1 id: 87bc4141db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅澪 | 作成日時：2023年8月31日 1時
