おはよう ページ1
「ご主人様、坊ちゃんがお待ちです」
『おや？もうそんな時間かい？』
私は扉の外から聞こえるビーズの声に時計に目をやり持っていた試験管を置く
しまった…また夢中になっていたようだ…
「A」
『ん？』
呼びかけに振り返るといつの間にか開いている扉に肩を寄せながら腕組みをするリドル
『やぁ、リドル…おはよう』
「おはよう」
リドルはこれでもかと笑顔を向けて私に歩み寄る
「僕は今日からまたホグワーツだって言うのにAは僕と朝食をとってくれないの？」
『すまない…つい夢中になっていたようだ』
「まぁ、Aの仕事は趣味の様な所もあるから仕方ないけど…ビーズ」
「はい、坊ちゃん」
ビーズからリドルは真っ白なタオルを受け取り私の頬を優しく拭く
どうやら何か汚れている様だ
「こんな事になると思ってたよ」
『ははは…』
「笑い事じゃないよ…はぁ、取り敢えずまだ時間あるからお風呂入ってきなよ」
『そうさせてもらおう』
タオルを少し屈みながらビーズに渡すリドルを見る
…成長したなぁ
「ん？何？A」
ジッと見ていたのがバレたようだ
『いやぁ…成長したなぁと思って』
「何それ？年寄りくさいよ」
『ははは…確かにそうだ…だが…』
私はリドルに歩み寄り私より高くなった目線に頬に手を当てる
『もう、15歳か今日から4年生だ。気分は？』
「最悪だよ」
『おや？』
「A」
リドルは頬に当てていた私の手を掴み見下ろす
「この手も薬液まみれなんだけど？」
ニッコリ笑うリドルの顔には緑の液体が付いていた
『あ…』
「本当に最悪だ」
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マリアンヌ(プロフ) - はじめまして。主人公の性格がすごく好きで、小さなリドルがとても可愛いです！原作の彼にも、こんな風に受け入れてくれる誰かがいれば･･･とふと考えてうるっときちゃいます。これからも更新、楽しみにしています。 (3月30日 15時) (
レス) id: 1f5a49a19a (このIDを非表示/違反報告)
ヴォルデモート狂 - めちゃくちゃ好きです…！リドルの性格を残したまま夢主にずぶずぶはまって、今のところ振り向いてもらえないところまで！続き待ってます…！ (2月22日 16時) (レス) id: b51b55022c (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - リドルの夢小説なかなかないので嬉しいです！！！！！！あと！！！夢主がトムと同じ学生じゃないのも！！！！！すき！ (9月4日 20時) (レス) @page2 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
ｍ(プロフ) - コメント失礼します。続編、おめでとうございます。いつも、楽しくて面白い小説を書いていただき、本当にありがとうございます。そして、更新お疲れ様です。これからも、作者様のペースで楽しく小説活動を続けて行ってくださると、とても嬉しいです。 (8月31日 23時) (レス) @page1 id: 87bc4141db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅澪 | 作成日時：2023年8月31日 1時
