20.仕立てるなんて... ページ21
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潤「社長、わたしがいない時に入っているパーティーの事なんですが...嵐山さんも一緒の方がいいですよね？」
智「うん！一緒がいい。」
「あの、私パーティーの服持ってないんです。」
智「じゃあ、仕立てる。」
「…？」
智「任せて、おいらに。」
ほにゃーんって笑う大野社長に、返す言葉も見つからず
ただぼーっと立ってた。
可愛くないし、不器用で真面目で何かあるとすぐテンパっちゃう私には、パーティーなんてムリだと思ってしまう。
だけど、
“ 任せて、おいらに。”
という社長の言葉が頭に残ってて離れない。
智「松潤、この後予定何も入ってないよね？」
潤「入ってないですよ。」
智「じゃあ、仕立てに行く。」
潤「じゃあ、おれはスケジュール確認やっときますよ。」
「...え、待ってください。今からですか？」
智「うん。準備できる？」
「あ、はい。わかりました。」
急すぎて、訳も分からないまま準備して社長と一緒に車に乗り込む。
社長が運転して、着いたのは高級服屋さん。
ウソでしょ！？
ムリムリムリ、こんなとこ入れない！
お金だってないし。
普通のお店にしませんか？
社長...
智「降りて？」
「っ、ここ絶対高いですって。払えないです。」
智「いいの、おごるから。」
「えっ、そんな申し訳ないですよ...」
智「ふふふ、おいらになら甘えて。」
「っ...」
智「他の男はダメだかんね？」
私に体を向けて、目を見て話してくれる社長にキュンとする。
どこまでも、優しすぎます。
社長が運転席を降りて、私の方のドアを開けてくれる。
「あ、ありがとうございます！」
智「んふふ。」
ふにゃっと微笑んでくれる社長に私も自然と微笑まずにはいられない。
智「おいで。」
そう優しく手を差し出された。
私は、迷ったけどその手をギューと握ると
社長はまた嬉しそうに笑った。
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羽幸(プロフ) - 順子さん» ごめんなさい。。メールじゃないので話しませんか？メール使わないので... (2016年3月23日 19時) (
レス) id: b74abde9c1 (このIDを非表示/違反報告)
順子 - junko-daisukiSakura@docomo.ne.jpメールしてね宜しくお願いします (2016年3月21日 18時) (携帯から) (レス) id: a2e9acdfb1 (このIDを非表示/違反報告)
順子 - 羽幸さん、いえいえ私にメールしてください (2016年3月21日 18時) (携帯から) (レス) id: a2e9acdfb1 (このIDを非表示/違反報告)
羽幸(プロフ) - 順子さん» あ、久しぶり！ありがとうございます。 (2016年3月20日 23時) (レス) id: b74abde9c1 (このIDを非表示/違反報告)
順子 - 羽幸さん、久しぶり頑張ってください (2016年3月20日 22時) (携帯から) (レス) id: a2e9acdfb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羽幸 | 作成日時：2016年3月17日 17時
