実践魔法の先生が色々テキトーすぎる件。【ツイステ】 (ページ14)

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いっぱい食べる子は可愛いですよね？ページ14

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ついにマジフト大会当日になった。

これまでの調査のことはケイトに聞いていたので犯人のことも分かっている。

やっぱラギーだったか……。

レオナに何か言われていたんだろう。
あいつは勝つために手段を選ばない男だし。

また面倒事が起こるのは目に見えてるけど、考えるのもめんどくさいのでとりあえず出店に向かう。

『さーせん。カシオレ一杯ください。』

「毎度ありでーす！」

カシオレとか女子かよって？うるさいな好きなんですよ悪いですかー。

他にもチュロスやチキン、焼きそばやたこ焼きなど色々買って、流石に持ちきれないので魔法で保温性の箱を作ってそれを浮かせながら移動した。

教員席に着くと先生方に呆れた目を向けられた。

バルガス先生は笑顔でうんうん頷いてた。
バルガス先生のそういうとこは好きよ。性格苦手だけど。

「大変長らくお待たせいたしました。
いよいよ選手の入場です！」

あ、来た。
入場行進とかめんどくさくない？早く試合みたいんだけど、今年は一体なんで……

その時、凄く大きな音と共に地面が揺れた。

食べていた焼きそばを置き、サイドストリートを見ると大勢の観客がパレードめがけて突進していた。

『ちょっ、何あれ！？』

転移魔法でサイドストリートへ向かうも、もうディアソムニア寮の選手たちは押し潰されてしまっていた。

いや、マレウスたちじゃない……？

そんな事はどうでもいい。とりあえずあの群衆を止めなきゃ……！

こんなこともあろうかと持参していた杖を振り、人の動きを止める魔法を放つ。

「うわっ、なんだ！？今度は動けない……！」

『よしっ、止まったな。』

騒ぎは収まったので魔法をとくと再び走り出すことは無かった。

なにやら魔力の気配がしたので、一度サバナクロー寮のマジフト場に行くとサバナクロー寮の子達とリドル達がなにやら言い争っていた。

『ちょっと、何してんの』

浮遊魔法でコートに降りると、いつも通り驚かれた。もう突っ込まないケド。

「A先生！？シシシッ！先生が来たってどうせディアソムニア寮のヤツらはもう手遅れッス！」

「ほほう？それは興味深い話じゃ。」

やっぱさっきのは偽物だったか。

ディアソムニア寮の子達もピンピンしてるし、マレウスも観客たちをコロシアムまで案内してくれたらしい。

何はともあれ無事で良かった。

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