実践魔法の先生が色々テキトーすぎる件。【ツイステ】 (ページ11)

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NRC監督生化計画だれか進めてください。ページ11

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放課後になり、ボクは保健室に向かっていた。

学園長からの頼まれ事も大体めんどくさいけど、無視したらしたでまためんどくさいのでちゃんと調査に来ている。

ボクってば偉い。偉すぎ。

『失礼しまーす。あれ、ユウにグリム。キミたちも怪我したんですか？』

「オレ様は怪我なんかしてねぇんだゾ！

コイツらに怪我した時の話を聞きに行けって学園長に言われたから仕方なく来てやってるんだゾ。」

『なるほど。目的は同じですね。
ねぇ、キミたちが怪我した時、何が起こったの？』

「それが、俺にもよく分かんねぇんすよ。
コイツと話しながら歩いてて……気付いたら階段から落ちてたっていうか。」

「躓いたとか滑ったとかそういうカンジじゃなくて。」

「勝手に身体がフワッと前に出たっつーか……」

勝手に……ねえ。

誰かの魔法でしょうか。浮遊魔法の応用で誰かを空中で動かすことなら出来るけど……

それが出来るのは3年生と、2年生の中でもレベルの高い魔法士くらいなハズ。

それか誰かのユニーク魔法か。

『協力ありがとう。お大事にしてくださいねー。』

「おい！ちょっと待つんだゾ！」

とりあえず一組聞き終えたので帰ろうとしたらグリムくんに引き止められた。

「お前もオレ様たちの聞き込み手伝うんだゾ！」

「ちょっとグリム！A様に向かってそんな口の利き方しちゃダメでしょうが！」

「ふな゛っ！」

『様……？まあいいや、手伝うなんて嫌ですよめんどくさい。』

そういうとグリムがユウのポケットからスマホを取り出し、録音アプリを開いた。

再生ボタンを押すと、学園長の声が聞こえた。

「オホン、ウェスター先生。監督生くんたちの手伝いをしてくれたら給料をアップしようと思ったんですが……。残念ですねぇ。」

『よし、行こうか。』

「コイツ……見た目の割にがめついヤツなんだゾ。」

それから他の教室を周り、調査を進めたけど一向に答えは出なかったので一旦オンボロ寮にお邪魔して休憩することになった。

「＿＿＿やっぱり事件じゃないんじゃねーのか？……ん？誰だ？」

「おーっす。あれ、A先生じゃん。何してんすか？」

『あー、説明よろしくー。』

「実は＿＿＿」

ボクが説明を丸投げするとすぐにユウが反応してくれる。

うんうん、このくらい素直な方が扱いやす……じゃなくて、可愛いんですけどねー。

NRCのみんな監督生化してくれたらいいのに。

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