アニ・レオンハートとは ページ7
「「「アニ？」」」
『うん、いつも1人でいるから…』
「なるほどな。
けど、俺はあいつと話したことも誰かと話してるのを見たこともねぇな
…第一、なんかあいつ怖ぇんだよ(ボソッ)」
『…エ、エレン？』
ある日の夕食時、私は3人に相談してみた。
自分がこうしてアニに関わろうとしていることに心のどこかで不思議に思う。
だけど、そんなの考えてもしょーがない
ミカサとアルミンは＿＿＿？というふうに2人に視線を向けると、同時に左右に首を振った。
「僕たちは大体一緒に行動してるから、Aやエレンがないってことはたぶん僕とミカサも同じだと思う」
『確かに…』
そこで会話はプツリと切れた。
誰も、なぜ急に私が彼女のことについて話したのかは聞かない。
なんだか、私自身も上手く説明できないことを悟られている気がした。
そう思うと、改めて3人に感謝の気持ちが湧く。
「そういえば、今日の座学でのA…凄かったね！」
「あ、ああ！俺もびっくりした！！あんな答えが出てくるなんてな」
エレンの言葉にミカサもこくっと頷いた。
『ありがとう。でも、あれはマルコの言葉に助けられたから』
話を変えてくれたアルミンに心の中で感謝しながら応える。
『マルコが私の発言の前に質問してたでしょ？それがきっかけだったから、たぶんマルコが言ってなかったら私も何も言えなかった』
納得したような表情のミカサ、アルミンを見てからふと、エレンの方を見るとなぜか神妙な面持ちで私を見ていた。
「俺、思うんだけどさ。
…Aってそうやってよく自分の手柄を棚に上げて人を賞賛するだろ？…いや！それが悪いとかじゃなくて。Aはもっと自分に自信持ったらいいんじゃねぇの？」
『自信＿＿＿か』
「私も。エレンの言う通りだと思う。
Aは賢いから。私たちにはない特別なものを持ってる。もっと胸を張って。
それを言うならアルミンも、だけど」
ポツリと付け足された言葉にすかざすエレンも、そーだそーだ！と賛同する。
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変なところで区切ってすみませんっ！！
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天雪(プロフ) - 体重とか無理のない設定で好きです(笑)素敵な作品、ありがとうございます！ (2020年5月7日 11時) (
レス) id: 9e97a6dad3 (このIDを非表示/違反報告)
紫餡(プロフ) - あかねさん» コメントありがとうございます！！長い間気づけず申し訳ありません。。。本当に不定期としか言えませんが待っていただければ幸いです！ (2019年12月1日 15時) (レス) id: 0463c0f2b9 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - 面白いです！更新期待としか言えませんね...(゜Д゜) (2019年7月28日 18時) (レス) id: a4b09d9bbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫餡 | 作成日時：2019年1月22日 16時
