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おかえりなさい ページ8
『鶴見中尉殿おかえりなさい！(杉本を連れてくるのを)待ってました！』
鶴「コイツは土産だ！たっぷりと情報を吐いてもらう！」
『そうなんですかぁ！二階堂達もおつかれさまぁ！』
杉「女………？」
手首を結ばれた杉本が鶴見中尉の後ろから出てくる。
うんうん、やっぱコイツが杉本だよね？
間違えてないよね？
と、内心思っているが話を続ける。
『失礼だな〜ボクは男だよ！』
杉「こんな小さい子まで…」
『ボクは20歳ですぅ〜！』
ボクの言葉に対して驚く杉本。
『身長はボクも気にしてるのに！』
ふんす、と怒って見せた。
すると杉本は慌てた様に「すまない」と言った。
え、普通に優しい………
きゅん、と少しときめいた。
鶴「一条咲は見た目こそ可愛らしいが強いぞぉ？」
『そんなぁ〜照れますよぉ〜』
きゃっきゃとはしゃぐ。
鶴「ところで、一条咲ぃ？仕事は終わったのか」
ニコ、と鶴見中尉は笑った。
そこでこの前途中で終わってしまった仕事があったことを思い出す。
『………ちょっとお出かけしてきますぅ〜では、失礼します』
冷や汗が止まらなくなり、部屋から出る。
『ちぇ、ボクも杉本とお話ししてみたかったなぁ。』
そう、つぶやいてボクは歩いて行った。
．
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