キミだけのために。【ゴールデンカムイ】 (ページ5)

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3日後ページ5

どこかへ行っていたらしい尾形が帰ってきた。

瀕死の状態で。

そっか。口が軽いも、硬いも弱かったら生きることすらできないもんね。

『鶴見中尉、どうするんですか？』

鶴「玉井伍長達に森を探索してもらう。」

『犯人の目星もついてないのに、ですかぁ？』

鶴「目星はついているのだよ、一条咲。尾形が文字を書いた。そう、「ふじみ」とな。」

誰だと思うか？そうボクに問う。

ふじみ、そう聞いて1番初めに思い出すのは………

『不死身の杉本、とかですかねぇ』

鶴「そうか！一条咲もそう思うか！」

鶴見中尉らしくニィッと笑う。

そのまま鶴見中尉はどこかへ行ってしまった。

まあたぶん、玉井伍長に言いに行ったんだろう。

することもないな、と思い尾形がいる、病室に行く。

『お前1人で行ったのか。せめて友達くらいは作っとけよ』

ツンツン、とほっぺを触る。

こんな縫い目までできて…

少し、ざまあみろ、と思ってしまったのは秘密だけどね！

そこで、尾形は少し目を開けた。

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