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じゃあね�� ページ18
谷「！？おっ、俺は知りません！」
『一緒に森に入ったのに？』
谷「途中で別れたんです！」
『嘘じゃないよねぇ〜？』
尾「………はは、嘘だよ。お前は嘘が下手くそだな。じゃあ俺たちはこれで失礼するよ」
行こうか、二階堂。と尾形は行って家から出ようとする。
今度こそ、もう会えなくなるかもしれない
そんな考えが頭をよぎる。
『待っ……、て』
尾「………どうしたんですか、一条咲少尉」
『…ボクは個人的な理由でここに滞在していたんだけど、そろそろ金塊を探さないと状況がわからなくなるだろ？
それに、ボクはもう鶴見中尉の部下じゃない。裏切り者だよ。
もう敬語も、少尉もいらない。
でも、どうしても迷惑だったら言ってくれ。そうならボクは諦めて1人で金塊を探すよ』
二「………」
尾「はあ………いいですよ、あなたもついて来てください。」
『ホントか！？ありがとう！』
尾「ここにいる間に随分と口調が変わったんですね」
『………言ったろ、ボクにもう敬語はいらない。』
二「そんなすぐに慣れませんよ」
『おばあちゃん、オソマちゃん、今までありがとうね。またいつか、できれば恩返しに来るよ』
オ「………」
『行こうか、尾形、二階堂』
尾「………ああ」
．
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