友達なんて必要ない「honeyworks」 (ページ41)

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38話ページ41

更衣室にて
着替え終了後

貴女「はぁー…(ドアにもたれかかる」

『私達友達だよね！』

『あったりまえじゃん！勿論Aちゃんも』

『え？友達？何言ってんの？ばっかみたーいw』

『私ら、(人1)さんと友達になった記憶ないし、てかあんなこと普通知ってるでしょーww』

貴女(中学のときのこと…何で今更…なつき達…か、友達って何なんだろ…よくわかんない
携帯の辞書使ってみよう…かな)

ピピッ、ピピピピッ

貴女「親しく付き合ってる人…友人、友、例、遊び友達…最後の方意味わかんないし…余計わかんなくなってきた…親しく…か」

プルルルル…

貴女「うわっ！…？県内の番号？誰だろ…
も、もしもし？」

『……』

貴女(あ、あれ？)「あのー」

『あ、彩！繋がってるって！』

『え？あー！もしもし？お姉ちゃん？』

貴女「この声…彩？」

彩『ピンポーン！びっくりした？学校の電話借りたのー』

貴女「あ、学校からか…で、どうしたの？」

彩『今学童なんだけどね実はお母さんが迎え来れなくなっちゃってお姉ちゃん来れないかなって…』

貴女「更衣室から出る)え、」

優「あ、いたA！やっと見つけた」

貴女「あ…」

優「遅いからなんかあったのかと…なつきからメールきて、『まだか』って何通くるし、ほら(携帯を見せる」

貴女「…5通も？しかも30分の間にって…え？私そんなに待たせてた？」

優「コクン)」

彩『もしもーし？お姉ちゃん？』

優「あ、電話中だったか？」

貴女「あ、忘れてたちょっと待ってて
ごめん、何だっけ？」

彩『もしかしてお姉ちゃんお友達と一緒？』

貴女(友達…なのかな)「うん…？」

彩『えーどーしよ咲この間のお姉ちゃんいるって』

咲『え…しょうがないから一緒に帰ろ』

貴女「いいよ、私行くから…一人で」

彩『ほんと？ならお願い！』

貴女「今高校だから準備して待っててすぐ行くから、じゃね」

ピッ

優「誰から？」

貴女「従姉妹、学童の迎え行くことになった…てあ！」

優「いいよ、なつきには俺から貴女「いい」

貴女「榎本さんには…私が言う(歩き始める」

優「…(歩き始める
やっぱ変わったなA」

貴女「え？」

優「いや、戻ってきた方が正しいか昔のAに」

貴女「私…戻ってる？どこが」

優「現に自分で断りに行こうとしてるだろ」

貴女「それは....」

夏樹「あ、優ー、Aー！おっそーいどこ行ってたの？」

優「別にどこにも行ってねーよ」