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36話 ページ39

蒼太「ていうか優、さっきなんとなく気づいてたって言ってたよね?」

優「あー入学式のときぶつかってちょっとだけ顔が見えたんだよで、似てるな…って思ってたんだけど…まさか本人だとはな…」

春輝「で、そのまま抱きついちゃったと」

優「あ、あれは…」

夏樹(なんか聞きたくないな…優はどう思ってるんだろ…Aのこと、やっぱ好きなのかな?)

先生「あ、みんなお見舞に来てくれたの?」

………………
貴女side

「じゃあね、A元気になったらまた話そうね」

貴女(なつきの声…?)

「ていうか優…」

貴女(蒼太…?来てくれたのかな…)

ガラガラ…


先生「あら、目覚めたのね?寝られた?」

貴女「…はい、今…何時ですか?」

先生「ちょうどお昼休みが始まった頃 1時間くらい寝てたわね 起きれそう?お昼買ってきたから食べましょ」

貴女「起き上がる) っ!」

先生「大丈夫?」

貴女「平気です…いただきます」

先生「いつもお昼買って食べてるんだって?」

貴女「はい、家じゃ作ってる暇あまりないし」

先生「そう、たまに自分で作った方がいいわよ身体のためにも…そうそう!Aちゃんが起きるちょっと前榎本さん達が来てたの!私が戻ってくるときにすれ違ってね

いい友達持ったわねAちゃん、先生も安心したわー」

貴女「だから…友達かわかんないんですって…」

先生「友達なんじゃない?そんな深く考えなくてもいいわよ、そりゃAちゃんが中学のとき何があったか知ってるけど友達ってそんなものよ」

貴女「…先生ってたまに良いこと言いますよねそれは変わってない」

先生「ちょっとー私たまになの?いつも言ってるわよ、良いこと!Aちゃんひどいー」

貴女「ふっ…あははw」

先生「あ、やっと笑った」

貴女「あ、ほんとだ…まだ笑えるんだ私…」

先生「Aちゃんは笑ってる方が可愛いわよ笑いたいときに笑って泣きたいときに泣きなさい、わかった?」

貴女「…はい!(ニコ」

貴女「素直になってみようかな…なつき達の前でも…」

先生「そうしなさい、今日ここでゆっくり休んでまた明日頑張りなさい!」

貴女「明日休みですけどねw」

先生「あら、そうだったわね…先生は明日も仕事だから…この仕事も楽じゃないわー」

貴女「ふふっ先生はなんで養護教諭になろうと思ったんですか?」

先生「ほんとはね、看護師になりたかったんだけど針とか苦手で…」

と、長々話を聞かされた聞くんじゃなかった…

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作者名:ちさ | 作成日時:2015年4月4日 16時

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