友達なんて必要ない「honeyworks」 (ページ35)

今日:1 hit、昨日:35 hit、合計:44,768 hit

32話ページ35

優side

咲「お兄ちゃん、手当てしてくれて
ありがとう！またねﾆｺ
(手を振ってAの方に向かう」

優「あ、あぁ(手を振る」

蒼太「どーしたの優、もしかして惚れちゃった？」

優「違うから！ただ…」

蒼太「ただ？」

優「従姉妹でも笑顔は一緒なんだなって…」

春輝「従姉妹って言えばさあいつなんで俺らの
前じゃ無表情なのにあの子らの前だと昔と一緒の表情なんだろうな」

夏樹「一緒じゃないよ」

3人「え？」

夏樹「一緒じゃない」

蒼太「なんでそう思うの？」

夏樹「確かにあの子達の前じゃ笑顔だけどちょっとだけ無理してると思う
自然だけど自然じゃないみたいような…」

蒼太「どゆこと？」

夏樹「わかんないよー」

春輝「なつきってたまによくわかんないこと言い出すよな…さ、俺らも帰ろ」

優「だな、帰るか」

………………
数日後
貴女side

あの日人前でいろんな感情を表に出したことを後悔してる。帰ったはいいが家が散らかってたり宿題やってなかったりでここ数日寝れていないてなわけで…

貴女「ふぁー…いてっ」

明智「なに授業中にあくびしてる、(人1)
あとで職員室な」

貴女「えー…(ボソッ」

キーンコーンカーンコーン

明智「あ、終わった (人1)このあと職員室な
じゃ、号令」

貴女「はぁ…起立、礼「ありがとうございました」ふぁー…(机に突っ伏す」

夏樹「A大丈夫？具合悪そうだけど」

貴女「うんー…職員室行ってくる…」

夏樹「A…」

貴女「(教室に出てドアにもたれかかる」

夏樹「ねえ、A大丈夫かな」

蒼太「うーん、日に日に顔色悪くなってるし
眠そうで授業聞いてなさそうだし…」

春輝「だよなー…なぁ優、…優？」

優「…？」

春輝「何ボーッとしてんだよ」

優「あぁ…なんでもない」

蒼太「珍しいね優がボーッとしてるとか」

春輝(なんでAが出ていった方ずっと
見てたんだ？この間のこと気にしてるのか？)

貴女(なんか心配かけちゃってるな…私のことほっといてくれればいいのにやっぱ正体バラさなきゃよかった…余計話しかけられるし)

貴女「ふあっ…もう早く行こ…」

…………………
職員室

貴女「失礼しまーす…」

明智「語尾をのばさない」

貴女「ほっといてください…で、なんですか」

明智「呆)、ここ座んなさい」

と、先生の隣の席を指す

貴女「てかなんで先生しか居ないんですか」

明智「他の先生はお昼行っちゃいましたー」

貴女「あ、そうですか(席に座る
ていうかなんのようですか」