友達なんて必要ない「honeyworks」 (ページ29)

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26話ページ29

次の日の放課後

貴女「…」

春輝「カット！」

貴女「ふう…」

春輝「すげーなやっぱお前に頼んで
正解だったわ」

蒼太「僕も見いっちゃった」(やっぱAに似て気がするな…)

貴女(はぁ…緊張した～カメラ回ってるとちょっと固くなるな…)

今朝春輝に教室で待ち伏せされてて
『今日の放課後撮影な！髪結って来いよ！』
と言われた。

…………
撮影開始直前

貴女「(髪を結ぶ」

三人「！？(え、A？)

貴女「どうかした？」

春輝「…なんでもねーじゃいくぞ」

…………

貴女(あの反応は気づいたかな？どうだろ)

優「にしてもなんで高校で演劇部入んなかったんだ？(人1)ならすぐ主役できるだろ」

貴女「…」

『あの子ずっと主役やってるよね生意気
なんかウザくない？』

『だよねどーする？ハブる？wwww』

いやな記憶がフラッシュバックする

蒼太「ん…さん…(人1)さん！」

貴女「！…なに？」

蒼太「なに？じゃないよずっと呼んでたのに優の質問答えないの？」

貴女「あ、あー…えっと…部活に専念する気がなくなっただけ」

私が嫌なことを思い出しているうちに片付けが終わっていた

蒼太「そーなんだ
ねえ(人1)さんってさ「完全下校まであと5分です校内に残っている人は急いで下校してください」

春輝「うわ！もうそんな時間？とりあいず早く行くぞ！なつきが校門で待ってる(Aの腕を引っ張る」

貴女「うわっ、ちょっと、離して」

……………
校門前

夏樹「あ！おーい！って…春輝、その子誰？」

4人「…」

夏樹「どーしたの、黙りこんで」

優「(人1)だよ」

夏樹「え！？ほんとにA？超可愛い！」

貴女「そんなに驚くこと？ていうか帰るねじゃ
優「ちょっと待て」まだなにか？」

蒼太「どーしたの？優」

優「さっきもちたが、言いかけたこと聞いていいか？」

夏樹「言いかけたこと？」

優「…お前さAだろ」

夏樹「なに言ってるの？Aは優「なつきの言ってることと違う。俺が言いたいのは小学生のとき俺らと一緒にいたA
それもお前なんだろ？」うそ…ほんとに…？」

貴女「…」

夏樹「答えてよ！私ずっと寂しかったんだよ」

貴女「(なつき…)…そうだよ、私達はいわゆる幼馴染み」

蒼太「なんで僕たちと会ったとき教えてくれなかったの？」

春輝「そーだぞ！お前が急にいなくなった日、なつきが大変だったんだからな！」

貴女「…わかるでしょ私はあの頃の私じゃないってこと(髪を解く」

4人「…」