友達なんて必要ない「honeyworks」 (ページ26)

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23話ページ26

雛side

雛母「Aちゃんって…もしかして(人1) Aちゃん？大きくなったねーそうよね
優と同い年だしね」

貴女「お久しぶりです瀬戸口さん(そういえば会ってなかったな)」

雛母「くみちゃん元気？(久美子)」

雛「お母さん！」

貴女「…母は昨年亡くなりました」

雛母「あら、そうだったの？１０年前以来会ってないから…今度お墓参り一緒に行かせて」

貴女「はい、母もきっと喜ぶと思います」

雛母「あ、その制服桜丘高のよね？優達もそこ通ってるの知ってる？」

貴女「ええ、同じクラスですしでもみんな私に気付いてないみたいですけど」

雛母「あら、そうなの」

貴女「あ、もうこんな時間帰らなきゃ」

雛母「そうだ、ご飯食べてかない？」

貴女「いえ、お気持ちだけ優が私のこと気づいてないですしばれたくないので
あ、私がおじゃましたこと３人の秘密にして下さい、気づくなら自分から気付いてほしいので」

雛母「え、ええじゃあ気をつけてね」

貴女「おじゃましました雛、また今度ね」

雛「うん」

…………………
自宅にて

貴女「ただいまーあれ、なんか置いてある(電気をつける」

『おかえり、前にもらった合鍵使っておじゃましたの夕飯作っておいたから食べてね
ほんとは彩と咲が遊びに行きたいって言って来たんだけどいなかったから…友達とかな？
学校のことまたいろいろ教えてね七海』

貴女「…友達か。一応そうだけど… はぁ... そっか(急にさっきの話を思い出す
お母さん、友達に連絡１回しかとらなかったんださっき１０年前以来って言ってたし
なつき、蒼太、優、春輝…なんで私のこと気付かないの？なんで？なんでよ…
瀬戸口さんはすぐ気付いたのに…」

ベットに転がりそのまま意識を手放した